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「率う」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.5.9
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今回ご紹介する言葉は「率う」。

「率」は、「引率(いんそつ)」や「確率(かくりつ)」などでお馴染みの漢字です。

「率う」は「率」に送り仮名をつけたものですが、一体なんと読むのかわかりますか?

「率う」の読み方!

では、早速「率う」の読み方を発表します。

「そつう」と読んだ方は、不正解!もちろん「りつう」でもありませんよ。

今回の読み仮名は、合計で4文字です。

「教師の指示に率う」や「意向に率う」というように使うことが多いでしょう。

ほかの漢字では、「随う」や「遵う」、「順う」と書くこともできますよ。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「したがう」でした!

「率う」の豆知識

では、「率う(したがう)」とはどういう意味なのでしょうか。

①先に立つ人のあとについてゆく。あとに続く。付き従う。
②道・川などの進む方向に沿う。
③他人の意向や規則のとおりにする。
④自分の判断や自然のなりゆきの命ずるままにする。また、一定の基準や方針を取り決めてそのとおりにする。
(後略)

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.739

 

そう、「率う」は「従う」と同じ意味で使われる言葉です。

「率」にはほかに、「わりあい」や「かしら」という読み方もあります。

では、「率」の漢字の成り立ちについて見てみましょう。

「率」は、糸束をしぼる形から作られた象形文字です。

糸と関係しているため、「率」には「糸」と似たような構成要素が含まれているんですね!

まとめ

いかがでしたか?

「率う」は「したがう」と読みます。

「したがう」を「率う」と書くことはあまりないかもしれませんが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!