今回ご紹介する言葉は「生写し」。
「生」も「写」も簡単な漢字ですが、組み合わせて送り仮名をつけると、読み方に悩んでしまう方が多いかと思います。
さて、一体なんと読むのかわかりますか?
「生写し」の読み方!
では、早速「生写し」の読み方を発表します。
「なまうつし」と読んだ方は、不正解!もちろん「なましゃし」でもありませんよ。
「子どもは父親の生写しだ」や「まるで生写しのような絵だ」のように使うことが多いかと思います。
では、ここで1つヒントを出しましょう。
「○○うつし」と読みます。
さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?
正解は「いきうつし」でした!
「生写し」の豆知識
では、「生写し(いきうつし)」とはどういう意味なのでしょうか。
容姿やしぐさが区別できないほどよく似ていること。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.86
容姿やしぐさが似ているときに使う言葉であることから、基本的には物ではなく血のつながった人に対して使います。
容姿が似ているといえば、ドッペルゲンガーを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。
自分と同じような見た目の人のことをドッペルゲンガーと呼び、世界には3人いると言われています。
ばったりと会うと死んでしまうという噂もあるので、なんだか少し怖いですよね。
一説によると、脳の疾患によって幻覚が起きてドッペルゲンガーが見えるため、このような噂が立ったのではないかと考えられています。
まとめ
いかがでしたか?
「生写し」は「いきうつし」と読みます。
ドッペルゲンガーに会うと死んでしまうと言われていますが、一度は自分とそっくりな人に会ってみたいですね。