今回ご紹介する言葉は「勝える」。
「勝負(しょうぶ)」や「優勝(ゆうしょう)」などに使われる「勝」に送り仮名「える」をつけたものですが、一体なんと読むのかわかりますか?
さあ、読み方を考えてみましょう!
「勝える」の読み方!
では、早速「勝える」の読み方を発表します。
「かつえる」と読んだ方は、不正解!もちろん「しょうえる」でもありませんよ。
言葉そのものは難しくないのですが、「勝える」という書き方はあまり見かけないかもしれません。
ちなみに「○える」と読みます。
○に当てはまるものを1文字考えてみてください!
はたして、気になる正解は…?
正解は「たえる」でした!
「勝える」の豆知識
それでは「勝える(たえる)」の意味を改めて、調べてみましょう!
①苦痛や困難に屈せずじっと我慢する。辛抱する。こらえる。
②外部からの力に屈せず持ちこたえる。
③それだけの力があって十分に満足させることができる。また、そうするだけの価値がある。
④その気持ちをおさえることができない。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1040
普段「耐える」や「堪える」と書いている言葉と同じ意味です。
また、一般的には同じ意味で用いられる「耐える」と「堪える」ですが、厳密には使いわけることができるそう。こちらについて気になった方は、ぜひ辞書で調べてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
「勝える」は「たえる」と読みます。
「耐える」や「堪える」と書くことが多いですが、この機会にぜひ「勝える」と書けることも覚えておいてくださいね!