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「詰る」は「つまる」の他になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2023.6.4
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今回、ご紹介する難読漢字は「詰る」。

「詰問(きつもん)」、「缶詰(かんづめ)」などの他、「行き詰まる(いきづまる)」という表現はお馴染みかと思います。

また「詰まる(つまる)」の表記が多いものの、「詰る(つまる)」と読むケースもありますよね。

しかし、「詰る(つまる)」以外の読み方もあるのです!

一体なんと読むのでしょうか?

「詰る」の読み方!

「缶詰(かんづめ)」や「詰襟(つめえり)」があり、「詰る(つめる)」と読みたくなったり、「詰問(きつもん)」の 影響を受けて「きつる」と読みたくなるかもしれませんが、どちらも不正解!

しかし、「詰問(きつもん)」という言葉は大きなヒントになると思います。

もう一つの読み方「詰る」は、「詰問(きつもん)」に通じる意味を持つ表現だからです。

おわかりいただけましたか?

正解は「なじる」でした。

「詰る」の意味は?

それでは「詰る(なじる)」の意味を改めて、調べてみましょう!

過失を問いつめて非難する。

出典:山田俊雄・石綿敏雄編、角川最新国語辞典、角川書店(1993 年 12 月 10 日 29 版) p.773

 

「詰る(なじる)」と似た意味を持つ「非難」が出てきましたね。

更に理解を深めるために、「非難」の意味も調べてみましょう!

①欠点や過ちをせめとがめること。「ーを浴びる」

出典:山田俊雄・石綿敏雄編、角川最新国語辞典、角川書店(1993 年 12 月 10 日 29 版) p.886

 

「非難」の意味に出てきた「とがめる」も「詰る(なじる)」と似た意味ですね!

では、続けて「咎める(とがめる)」の意味も調べてみましょう!

①なじる。非難する。「不注意をー・める」

出典:山田俊雄・石綿敏雄編、角川最新国語辞典、角川書店(1993 年 12 月 10 日 29 版) p.739

 

というわけで、「非難」は責め咎める行為であり、「咎める(とがめる)」行為は「詰る(なじる)」行為も含まれているようです。

ポイントとなるのは、国語辞典にある「問い詰める」という行為と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

ぜひ、この機会に「詰る」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!