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「耽る」の読み方は“ふ”から始まる三文字!読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2023.5.15
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今回ご紹介する難読漢字は「耽る」。

美を追求する「耽美主義(たんびしゅぎ)」で「耽」という漢字はお馴染みですよね。

そんな「耽」に送り仮名「る」が付くと、一体なんと読むのでしょうか?

「耽る」の読み方!

先ほど、「耽美主義(たんびしゅぎ)」と振り仮名を付けていましたよね。

それは、単純に「たんる」とは読まないためです。

また「沈殿(ちんでん)」の「沈」にも似ていますが、「ちんる」でもありません!

しかし、「耽美主義」の追求する姿勢は大きなヒントになると思います。

なぜならば、夢中になってのめり込む様子や、没頭する様子を表現するからです!

おわかりいただけましたか?

正解は「ふける」でした!

「耽る」の意味は?

それでは「耽る(ふける)」の意味を改めて、調べてみましょう!

一つの事に異常なまでに心を奪われて、他(の大事なこと)を忘れる。

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.1363

 

 

「耽る」は、夢中になり、熱中する様子を表すようです。

余談ですが、「夢中」を使った四字熟語と聞いて、あなたはなにを思い浮かべますか?

「五里夢中」と答えた方は不正解!

先が見えない意味で使われる四字熟語は「五里霧中」になります。

「夢中」が付く四字熟語、正解は「無我夢中」。

間違いやすいので、気をつけて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「耽る」は「ふける」と読みます。

「たんる」でも「ちんる」でもないので、是非正しい読み方を覚えてくださいね!