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「縁」は「えん」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.5.2
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今回ご紹介する漢字は「縁」。

人との繋がりを表現する「えん」や「えにし」「ゆかり」に加えて、「ふち」「へり」「ゆかる」「えに」「えんず」「え」など様々な読み方があります。

しかし、実はほかにも読み方があるのです!

一体なんと読むのでしょうか?

「縁」の読み方!

他の読み方「縁」は「えにし」や「ゆかり」などと同じく3文字になります。

そして、元々は「寄す処」と言われていたそうです。

「寄す」の読み方は想像が付きやすいかと思います。

今回は「処」の読み方がポイントになります!

もうお分かりでしょうか?

正解は「よすが」でした。

「縁」の意味は?

では「縁(よすが)」の意味を改めて、調べてみましょう!

〔「寄す処(ガ)」の意〕何かをする上で、たよりや助けとなる△もの(こと)。「身を寄せるー〔=よるべ〕も無い/先生を偲(シノ)ぶーとする」

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.1617

 

「よすが」は「縁」と表記する他、「因」「便」と表記することもあるそうです。

余談ですが、「縁」を使った熟語「縁側(えんがわ)」は日本建築の通路を意味していたり、刺身のネタとしても有名ですよね!

日本建築と刺身のネタと聞くと、両者はかけ離れた存在に感じるかもしれません。

しかし、刺身のネタのヒラメやカレイの付け根の部分を「えんがわ」と呼ぶのは、その形状が日本家屋の「縁側」に似ていることがその名の由来とも言われているそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「縁」は「えん」や「えにし」「ゆかり」などの他、「よすが」と読みます。

是非たくさんある読み方の一つに「よすが」も加えて覚えてくださいね!