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「著く」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.5.5
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今回ご紹介する難読漢字は「著く」。

「著者」や「著作権」など、「著」という漢字はお馴染みですよね。

そんな「著」に送り仮名「く」が付くと、一体なんと読むのでしょうか?

「著く」の読み方!

「著者」や「著作権」など、書く行為を連想するかもしれませんが違います!

まず、「著く」は主に2通りの読み方があります。

一つ目は「はく」。

弓に弦を張ることを表現します。

そして、二つ目の読み方は「著し」の連用形になります。

「著し」は古語辞典にも登場する言葉なのですが、おわかりいただけましたか?

二つ目の正解は「しるく」でした!

「著く」の意味は?

それでは「著く(しるく)」の意味を改めて、調べてみましょう!

〔文語形容詞「しるし」の連用形〕(他に比べて)はっきりと。「夜目(ヨメ)にもー道路標識が見える」

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.771

 

「著く」という漢字は「しるく」の他、「しるけく」「しろく」「いちじるく」「いちしろく」と読むこともあります。

余談ですが、「著作権」は筆者の守る権利の一つですが、アイデアには「著作権」が発生しないとご存知ですか?

「著作権」は表現したものを守る権利なので、アイデアには発生しないのです。

しかし、表現とアイデアの境界はファジーであること、「著作権」は発生しなくても「特許法」など別の法律で保護されているケースもあること、何より「パクリ」と認識されると信用失墜に繋がることは、心に止めておきたいものですね。

まとめ

いかがでしたか?

「著く」は「はく」「しるく」や「しるけく」「しろく」「いちじるく」「いちしろく」と読みます。

「ちょく」ではないので、是非正しい読み方を覚えてくださいね!