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「散銭」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.8.1
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今回ご紹介する漢字は「散銭」。

「散歩」、「散財」、「散らばる」、「散る」などでお馴染みの「散」と、「金銭(きんせん)」、「小銭(こぜに)」など、金にまつわる漢字「銭」で構成された熟語です。

おそらく皆さんが想像されるのは「さんせん」、「ちりせん」でしょうか。実はいずれも正解ですが本日はもう1つの読み方を考えていただければと思います。

さて、他になんと読むのでしょうか?

「散銭」の読み方!

「さんせん」、「ちりせん」同様、今回取り扱っている「別の読み方」もお金にまつわる熟語です。

そして、「さんせん」と同様の意味を持っています。

もうお分かりでしょうか?

正解は「ばらせん」でした!

「散銭」の意味は?

それでは「散銭(ばらせん)」の意味を改めて、調べてみましょう!

おもに、硬貨の小銭(コゼニ)。

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.1277

 

また、冒頭でご紹介した「散銭(さんせん)」には賽銭の意味もあるそうですよ。

余談ですが、買い物の際に大量の硬貨の取引が拒否されたと耳にすることがあると思います。

財務省のホームページを調べてみると、取引の相手方の了解を得られた場合を除き、保管及び計算などに手間を要する観点から「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」第7条に「額面価格の20倍まで」を限度として使用できると規定されており、各硬貨20枚までは支払いを行っても良いとのことでした。

こちらも雑学として覚えておいてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

「散銭」は「さんせん」とも読みますが、「ちりせん」、「ばらせん」とも読みます。

この機会に3種類の読み方を覚えてみてくださいね!