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「細螺」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.5
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そのまま食べるのはもちろんのこと、美味しい出汁を取るのにも重宝されるのが「貝」ですよね。

今回ご紹介する「細螺」は、そんな「貝」の一種です。なんと読むのか、分かりますか?

「細螺」の読み方!

「螺」、この漢字は「つぶ」や「にし」「ら」と読みます。「田螺(たにし)」や「法螺貝(ほらがい)」など「貝」の名前で見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

ただ、今回の「細螺」に上記の読み方を当てはめることはできません。

お困りの方のために、ここでヒント!

「細螺」には別表記が2つあります。「扁螺」、そして「喜佐古」です。

…もうお分かりですね。

そう、正解は「きさご」「きしゃご」でした!

「細螺」について

「細」「螺」、どちらからもその読み方を推測することは難しかったかもしれません。しかし「喜佐古」は、大きな手がかりになったと思います。

さて、それではこちらは、どのような特徴を持っているのでしょうか?

きさご【細=螺/喜佐古/扁=螺】
ニシキウズガイ科の巻き貝。内海の砂泥地に埋もれて群生する。貝殻は低円錐状で、殻径3センチくらい。殻表は青黒色にタイル状模様がある。肉は食用、殻はおはじき・貝細工などに使う。きしゃご。ぜぜがい。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

「殻はおはじき・貝細工などに使う」とあるように、かつてはこちらを使っておはじきをしていたそうです。その場合「きさごはじき」とも呼ぶそうですよ。

おはじきと聞くと、現代ではガラスやプラスチックでできたものを想像される方が多いはず。そのため、「そのような使い方もするのか」と、驚かれたのではないでしょうか?

また、引用文にある「ぜぜがい」は「細螺」の異名で「銭貝・銭介」と書きます。こちらも併せて覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「細螺」は「きさご」「きしゃご」と読みます。

「細螺」は食用でもあるとのこと。どんな味なのか気になった方も多いのではないでしょうか。一度食べてみたいものですね!