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「寄生木」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.11.17
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今回ご紹介する言葉は「寄生木」です。

「寄」「生」「木」、どれも簡単な漢字であり、読むことが難しいとは思えないかもしれません。

ただ、この「寄生木」は字面通りの読み方とはいえないかも…。なんと読むのか、ぜひお考えください!

「寄生木」の読み方!

それでは、早速ヒントをお出しします。

この問題を解くための鍵は想像力にあるかもしれません。「寄生木」という言葉から連想してみましょう。

他のものに「寄生」している植物に、心当たりはありませんか?

…そろそろ分かった方もいらっしゃるかと思います。

それでは、ここで正解発表です。

正解は「やどりぎ」でした!

「寄生木」について

「寄生木」について、なんとなくは知っているけれども見たことはない、詳しくは分からない。そうお思いの方も多いかもしれませんね。

それでは、ここで気になる「寄生木」の詳細を辞書で確認してみましょう。

やどり‐ぎ【宿木・寄木・寄生木】
〘名〙 (古くは「やどりき」)
① 一般に他の植物に寄生、半寄生または着生する植物の総称。ヤドリギ・ツクバネやツタなど。
② ヤドリギ科の常緑小低木。各地でエノキ、クリ、サクラ、ケヤキなどの枝上に寄生する。高さ〇・五~一メートル。二叉または三叉に枝分かれして全体球形に茂る。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

他の植物に寄生して育つ植物のことでした。

引用にもある通り「寄生木」が寄生するのは根本や幹ではなく枝上です。画像検索していただけると、他の木の枝の上に、不自然に存在する植物の姿が見てとれると思います。

まとめ

いかがでしたか?

「寄生木」は「やどりぎ」と読みます。

ちなみに「寄生木」は枝や葉を乾燥させたものを「生薬(しょうやく)」として用いるとのこと。もしかしたら、腰痛や関節痛でお悩みの方の中には「寄生木」にお世話になっている人もいらっしゃるかもしれませんね。