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「亥子」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.26
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今回ご紹介する言葉は「亥子」です。

どちらも簡単な漢字ですよね。ただ「亥」をどう読むのかご存知の方は、少ないのではないでしょうか。

いったいなんと読むのか、ぜひお考えください!

「亥子」の読み方!

それでは、さっそくヒントをお出しします。

「亥」に「子」、これらは年賀状を書く際に参考にすることもあるのではないでしょうか。他にも「申(さる)」や「丑(うし)」などが一括りにする漢字です。

……そろそろ勘付いた方も多いのではないでしょうか。

それでは、ここで正解発表です。

正解は「いね」でした!

「亥子」について

ヒントで挙げていたのは「干支(えと)」のことでした。

「子(ね)」「丑(うし)」「寅(とら)」…と続く12の動物を、歌で覚えた方も多いのではないでしょうか。ご自身の干支が「亥(い)」の方であれば、簡単な問題だったかもしれませんね。

さて、話を「亥子」に戻しましょう。気になる「亥子」の意味は、下記の通りとなっています。

い‐ね ゐ‥【亥子】
〘名〙
① 十二支の、最初(子)と最後(亥)に位するもの。
② 昔の時刻の名。奈良・平安時代の定時法では、現在のおおよそ午後九時から翌日の午前一時までの間。鎌倉時代以降の不定時法では、現在のおおよそ午後六時すぎから九時半頃まで。
③ 方向の名。亥(い)と子(ね)の間で、真北から少し西へ寄ったところ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「干支」に「時刻」に「方向」と、3つの意味がありましたね。

また、この「亥子」はほかに「いのこ」と読むことができます。

こちらは「陰暦一〇月の亥の日」のこと。この日にこたつを開き、火鉢を出す習慣があったそうです。

「いね」に「いのこ」、どちらも覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「亥子」は「いね」「いのこ」と読みます。

今後も「亥子」のような難読漢字をご紹介させていただきます。次回をお楽しみに!

 

※参考文献:『精選版 日本国語大辞典』小学館