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「赤卒」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.4.27
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今回ご紹介する言葉は「赤卒」です。

「赤」も「卒」も簡単な漢字、すんなり読めそうだと思った方も多いのではないでしょうか。

ただ、「赤卒」の読み方は2種類あり、1つは確かに簡単ですがもう1つは難しいかも…。

どちらも当てられるよう、お考えください!

「赤卒」の読み方!

この「赤卒」、そのまま「せきそつ」と読むことができます。

難しいのはもう1つの方。「赤」は簡単に「あか」と読みますが、残る「卒」の読み仮名は3文字。これを聞いて驚かれた方もいらっしゃるかと思います。

ヒントを出すと「赤卒」はある虫の古名、秋に見かけるあの虫ですよ。

いかがでしょう、答えの検討はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「あかえんば」「あかやんば」でした!

「赤卒」について

読み方がわかっても、ヒントを見ても「赤卒」が何を指すのかわからない、そんな方が多いかもしれません。

この「赤卒」、秋の夕暮れに空を飛ぶ、歌でも有名なあの虫です。

辞書で正体を確認してみましょう。

あか‐えんば ‥ゑんば【赤卒】
〘名〙 「あかとんぼ(赤蜻蛉)」の古名。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「あかえんば」は「赤蜻蛉」のことを指します。また、もう一つの読み方「せきそつ」も同じく「赤蜻蛉」の別名ですよ。

ちなみに「赤蜻蛉」はトンボ目トンボ科アカネ属に属する蜻蛉の総称のこと。「赤蜻蛉」という名前の蜻蛉がいるわけではありませんよ。

「赤蜻蛉」の中でも有名なのは「アキアカネ」でしょうか。赤い体色が特徴のこの虫は、なんと12月まで見かけられるとのこと。秋だけの虫ではないそうです。

まとめ

「赤卒」は「あかえんば」「あかやんば」「せきそつ」と読み、「赤蜻蛉」の古名でした。

今後も「赤卒」のような、虫に関する難読漢字もたくさんご紹介させていただきますね!