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キャサリン妃が見せたフィリップ王配とダイアナ妃へのオマージュ。

  • 2022.4.3
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エディンバラ公の追悼式で、キャサリン妃は、英国王室が失ったもう1人のメンバーを彷彿させる装いで登場した。

フィリップ王配の追悼式典に参列するキャサリン妃。(ロンドン、2022年3月29日) photography: Abaca

3月29日、キャサリン妃は2021年4月9日に亡くなったフィリップ王配の追悼礼拝に、ウィリアム王子とジョージ王子、シャーロット王女とともに出席した。

最近のカリブ海ツアーではカラフルな装いを見せたキャサリン妃だが、今回はアレッサンドラ・リッチのクリエイションによる、この場に適切な黒の装いで登場した。キャサリン妃は、エディンバラ公にオマージュを捧げて王室メンバーが選んだ緑色の服を着ていない唯一の参列者だった。

肩周りが強調されたベルト付きのキャサリン妃のルックは、80年代にインスパイアされた彼女のルックの新しいステージを示すかのようだった。この時代を象徴する水玉模様のエレガントなドレスに、アイボリーの羽根をあしらったハット&コーのつば広の帽子、そしてシルバーカラーのパールのイヤリングを合わせた。さりげないディテールがもうひとつ。それはキャサリン妃の装いに呼応する、ウィリアム王子とジョージ王子の水玉模様のネクタイだ。

子どもたちを連れてエディンバラ公の追悼礼拝に向かうケンブリッジ公爵夫妻。photo : Abaca

ダイアナ妃のインスピレーション

ヴィクター・エーデルシュタインの水玉模様のドレスで、ロイヤルアスコットに登場したダイアナ妃。(イギリス、1988年) photography: Abaca

水玉模様といえば、ダイアナ妃を思い浮かべないわけにはいかない。1988年のロイヤルアスコットで、ダイアナ妃はキャサリン妃と同じようなドレスを着ていた。同じ柄、同じ形、そして帽子とパールのイヤリング......キャサリン妃はまたしても、亡き義母からインスピレーションを得たようだ。フィリップ王配へのオマージュには、(おそらく)もうひとつのオマージュが隠されているのだ。

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