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旬のきのこをたっぷり使った、秋のおもてなしレシピ!「豚肩ロースの赤ワイン煮込み・シャンピニオンソース」

  • 2015.9.18
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メドックマラソンをご存知ですか?
ワインの銘醸地、ボルドー・メドック地区で毎年9月に開催される仮装がマストのフルマラソンです。給水所ではワインが振る舞われ、生ガキ、ステーキ、チーズを食べながら、ワイン畑を走る食いしん坊にはたまらない大会です。私は2012年に参加してきました。

この大会のエイドステーションはシャトー(ワイン醸造所)。普段なかなか入れない世界的に有名なシャトーも、この大会のために公開され、給水所としてワインを振る舞ってくれます。紙コップでなく、きちんとしたグラスでワインを提供してくれる徹底ぶり。

ゴージャスなシャトーになると、緑溢れる広大な敷地の中、生バンドでランナーを応援してくれます。

38km地点からは、フルコースがスタートします。 まずは生ガキと白ワインをいただき、ステーキ、チーズ、デザートと続きます。食いしん坊の私は勿論全て完食!

ゴールでは地元の皆さんが温かく迎えてくれ、木箱に入ったワイン、Tシャツなど大会のグッズ、バラが一輪(女性ランナーのみ)をいただきました。フルマラソンとはいえ、世界各国から集まったランナーの仮装を目で楽しんだり、普段は入れない憧れのワイナリーのエイドステーションでワインを飲みながら休憩したり、走りながらコース料理を堪能したり......と見所満載の大会です。思い返すだけでも未だにドキドキします。

メドックマラソンは毎年9月に開催。完走目的でなく、楽しむためだけに参加している方も多くいらっしゃった印象です。ワイン好きはもちろん、お祭り好きな方は是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか?


今回はボルドー繋がりで、ボルドーワインに合いそうな、秋レシピをご紹介です。旬のきのこをたっぷり使った、豚肩ロースの赤ワイン煮込み・シャンピニオンソースです。トマトケチャップ、ウスターソースなど、身近な調味料を数種類使うことで複雑な味に仕上げました。STAUB鍋など、オーブンにそのまま入れられる鍋にパイを被せ、お鍋ごとパイを焼き上げると、更に見栄えの良いおもてなし料理になります。公開イベントでも何度か作った好評レシピです。よかったら是非お試しください!

★豚肩ロースの赤ワイン煮込み・シャンピニオンソース★

【材料】(4人分)
豚肩ロース500g
塩小さじ1/2(お肉にまぶす用)
小麦粉適量(お肉にまぶす用)
オリーブオイル大さじ1(お肉を焼く用)
●トマトケチャップカップ1/4
●ウスターソース大さじ1
●米酢大さじ1
●水カップ1/4
●赤ワイン75cc
●砂糖小さじ1
●しいたけ150g(1/2にカット)
●ひらたけ100g(食べ易い大きさにカット)
玉ねぎ(小)200g(みじん切り)
茹でたブロッコリー1/2ヶ(飾り用)

【作り方】
1. ●を1つの器にすべて合わせておく。肉を1.5cmにカットし塩(小さじ1/2)とこしょう(分量外)をまぶししっかり馴染ませておく。玉ねぎをみじん切りにしておく。
2. 用意しておいた肉の表面に出てきた水分をキッチンペーパーで軽く拭き取ってから、小麦粉を全体に軽くふりかける。
3. 厚手の鍋(STAUB鍋オーバル28cm)にオリーブオイル(大さじ1)を入れ弱火〜中火にする。お鍋が温まったら肉を入れる。肉の両面に奇麗な焼き色を付ける(完全に火入れする必要はなし)。
4. 肉を取り出しタマネギを炒める。
5. タマネギが軽く透明になったらオリーブオイル(大さじ1)を加え、きのこ類を炒める。
6. きのこが軽くしんなりしたら、よく混ぜておいた●と3の肉を鍋に加える。肉を鍋底に入れ、きのこ類をその上にのせる。蓋をして、コトコトと優しい火加減でソースに照りが出るまで(25分ほど)煮る。鍋底が焦げないよう時々かき回す。
7. 火を止め味見をし、塩と砂糖(分量外)で味を整える(物足りない時は塩を、コクが足りない時は砂糖を少しずつ加える)。
8. 食べる寸前に温め直し、盛り付け、茹でたブロッコリーを添えて完成。

【ポイント】
•煮込む際は鍋底に肉を入れてください。
•お好みのきのこで代用が可能です。
•しいたけが大きい場合は、1/4にカットしてください。
•STAUB鍋など、オーブンにそのまま入れられる鍋を使い、お鍋ごとパイを焼き上げると、更に見栄えの良いおもてなし料理になります。

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