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マイケル・ジョーダンのそっくりさん「毎日間違われて精神的苦痛だ」マイケルを訴える…結末は?【海外の衝撃裁判】

  • 2022.3.31

訴訟大国アメリカでは、日本では考えられないような訴訟が頻繁に起こります。お金持ちとして認識されているアスリートやセレブは、時にいわれのない訴訟の標的になりやすく、ただ似ているというだけで裁判を起こされるケースも。今回は、マイケル・ジョーダン及びマイケル・ジョーダンをスターに押し上げる手助けをしたナイキを相手取って行われた、驚きの裁判について紹介します。

■15年間毎日ジョーダンと間違えられる!

2006年に、オレゴン州ポートランドのアレン・ヘッカードがマイケル・ジョーダン及びナイキの創設者であるフィル・ナイトを訴えました。その訴訟額はなんと8億3200万ドル。当時の為替で約9,800億円でした。(※2006年1月1日の為替)

その理由は、自身がマイケル・ジョーダンに似ていることでほぼ毎日スーパースターと間違われ、名誉棄損や精神的な苦痛を受けたというもの。ジョーダンだけでなくナイキの創設者まで訴えた理由は、ナイキがジョーダンを宣伝し、その地位を確立させたから。

でも実際のところ、訴訟を起こしたアレン・ヘッカードは髪をスキンヘッドにし、左耳にピアスをしてバスケットボールをしていました。自らマイケル・ジョーダンに似せていたようにも思える人物によるこの裁判。結果はどうなったのでしょうか?

■その後あっさり訴訟を取り下げ

世界をにぎわせた後、結局アラン・へッカードは理由を告げずに訴訟を取り下げました。ナイキのスポークスマンは、仮に裁判をしていたとしても訴訟費用はアレン・へッカード側が持つことになっただろう、つまりナイキ側が勝利しただだろうと述べています。

似ているだけで訴えられるなんて、アメリカの有名人ならではと言えるでしょう。

文・山根ゆずか

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