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子どもへの耳掻きの最適な頻度は?耳掃除のやり方やコツも紹介

  • 2022.3.30
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「耳掻きが好き」という人はいるかもしれません。ついつい頻繁に行ったり、逆にあまり掃除せずにいたり…と頻度に個人差がありそうな「耳掻き」。では、子どもの耳掻きはどのくらいの頻度ですれば良いのでしょうか?子どもが耳掻き好きであれば毎日するというパパママもいますし、反対に2歳ころになるまで耳掃除をしたことがないという方も。中には耳掻きが怖くてさせてくれないという子もいるかもしれません。そこでこの記事では、正しい子どもの耳掃除のやり方や耳掻きのコツ、大きい耳垢が溜まったときの対処法や耳鼻科でしてもらう際の頻度などについて解説していきます。

子どもの耳掻きをする頻度はどれくらいがいい?

ヒトには耳垢を自然に排泄する機能(自浄作用)が備わっているため、多少の耳垢であれば家庭で無理に取る必要はまったくありません。綿棒や耳かきで習慣的に耳掃除をしている人も少なくありませんが、入浴後にぬれた耳を軽く拭う程度が無難です。

子どもの耳掻きは基本的に、2週間から1か月に1回程度で良いとされています。耳垢は不要な角質が固まったものなので、体についた垢のように自然に取れるからです。反対に耳掻きをしすぎると、耳の中が傷ついてしまうなどのトラブルへとつながりかねません。

奥のほうまで綿棒を入れるのではなく、入り口付近を拭き取ってあげるのが子どもの耳掃除のやり方。もし自宅で子どもの耳掻きをするのが怖い場合は、耳鼻科でしてもらうと安心ですよ。

耳掻き程度で耳鼻科に行くのは気が引ける…と思うパパママもいるかもしれませんが、無理な方法や間違った方法で耳の中を傷つける方が危険なので、家庭での耳そうじがうまくできそうにない場合は、耳鼻科で耳垢をとってもらいましょう。

子どもの耳掻きは頻繁にしなくていい理由

耳掻きは子どもでもしたほうが良いと考えるパパママもいることでしょう。しかし実際には頻繁に耳掻きをすることは勧められていません。一体なぜ、子どもに耳掻きは頻繁にしなくてよいとされているのでしょうか。その理由は次の三つです。

  • 耳垢は外耳道の自浄作用により自然に押し出されるから
  • 耳垢には細菌の増殖を防ぐ役割があるから
  • 耳垢には耳の皮膚を保護する役割があるから

耳垢は溜まりすぎると耳の病気を引き起こす原因にもなりますが、通常であれば外耳道の働きにより自然に外へと排出されます。そのため子どもの耳掻きは、耳の周りに付着している耳垢を綿棒で取るだけで良いと言われているのですね。

また、耳垢には耳を守るための大切な役割もあります。耳垢を取りすぎると細菌が増殖しやすくなったり、耳の皮膚が弱い状態にさらされてしまったりするので、子どもの耳掻きを頻繁にしすぎることは避けるべきなのです。

子どもの耳掻きのやり方とコツ

頻繁に行う必要がない耳掻き。しかし家庭で全くしないというわけにもいかないでしょう。そこでここからは子どもの耳掻きをするときのコツを確認していきます。

正しい耳掃除のやり方をマスターしておくことは子どもの耳の健康を守ることにもつながるので、次のコツを意識しながら慎重に行ってくださいね。

耳を軽く後ろに引っ張って中を見やすくする

子どもの耳掻きをしてあげるときは、耳を後ろに軽く引っ張って中を見やすくすることがコツです。耳を後ろに引っ張ってから、上に引き上げるようにすると耳の中が見やすくなります。

耳垢はよく見えるところだけ取る

子どもの耳掻きをするために耳の中を除くと、奥のほうにも耳垢が見えることがあるでしょう。しかし、耳垢は耳の穴から1cn程度の十分よく見えるところだけ取るようにし、奥のほうに綿棒を入れすぎないように注意してください。

子どもの耳掃除のやり方を間違って、綿棒で耳垢を奥に押し込んでしまうと、耳垢栓塞になる可能性もあるようです。あくまで手前1cm程度の部分を綿棒でふき取るくらいで十分ということです。

もし子どもの耳の奥に大きい耳垢が見えた場合は、耳鼻科で耳掃除をしてもらうようにするのがおすすめ。子どもの耳垢の状態が気になるパパママは3~4か月に1回くらいの頻度で良いので、耳鼻科で子どもの耳掃除をしてもらいましょう。

子どもの耳を傷つけないためにも、無理な耳掻きをすることなく、プロに任せることも大切ですね。

耳掻き棒は使わず綿棒で

子どもの耳掻きは耳掻き棒ではなく、綿棒で行います。子ども用として人気のライト付き耳掻きなども市販されていますが、一つ前の項目で解説したように、耳の穴から1cmくらいの耳垢を取るだけで十分ですので綿棒で問題ありません。

子どもの皮膚は大人より柔らかいですが、それは耳の中の皮膚でも同じこと。子どもの柔らかな皮膚を傷つけてしまわないように、綿棒を使って耳掻きをしてくださいね。

子どもが嫌がるときは椅子に座らせて耳掻きを

子どもの中には、嫌がって耳掃除をさせてくれない子どももいます。もし膝枕を嫌がっているようなら、子どもを椅子に座らせて、パパママが横から耳掻きしてあげるようにするのがコツです。

膝枕ではなく耳掃除自体を嫌がってさせてくれない場合は、好きな絵本やアニメを見せて、子どもの気持ちを落ち着かせてからするとうまく行く場合もありますよ。

耳の中に何かを入れるというのは子どもにとって怖いと感じる場合があるので、とにかく「無理やり」は避けて、どうしても家庭でできない場合は、耳搔きが必要かどうかも含め耳鼻科でチェックしてもらいましょう。

パパママの感覚で「耳垢があるかた耳掻きが必要」と感じても、耳鼻科医の診察では無理な耳掻きは必要ないと診断される場合もあるでしょう。

先輩ママは子どもの耳掻きをどうしている?

実はそれほどする必要がない子どもの耳掻き。先輩ママたちもほとんどしていないのでしょうか?

ここからは、ママリに寄せられたコメントの中から、子どもの耳掻きに関するものを紹介します。先輩ママたちの意見も参考にしながら、子どもの耳掻きについてもう一度考えてみてくださいね。

姉妹共に耳鼻科に行ってとってもらってます! qa.mamari.jp
耳鼻科行くの面倒なので家で綿棒でやってます! qa.mamari.jp
綿棒とかで見える部分は取りますが奥とかなら耳鼻科行きますよ qa.mamari.jp

今回ご紹介した先輩ママたちが実践している子どもの耳掃除のやり方では、耳の入り口に出てきた耳垢は綿棒で取り、大きな耳垢は耳鼻科で取るというものでした。

ただ、綿棒で入り口だけを拭き取る耳掃除のやり方の場合、耳鼻科に行かないと子どもの耳に耳垢が溜まりすぎてしまうとの声も見られました。

一歳の息子も耳かきで耳鼻科に行った事はないのですが、少し前に
耳の中を見てみると耳の穴がほぼ
塞がるぐらい大っきい耳クソが溜まってました。笑笑
qa.mamari.jp
いつも耳鼻科でやってもらってます😅めちゃくちゃ大きい耳垢が何個も出てきます qa.mamari.jp

「耳掃除のために耳鼻科に行ってもいいの?」「子どもを耳鼻科に連れて行く時間がない…」など、さまざまな事情があるでしょうが、頻度は少なくて良いので耳鼻科で耳垢を取ってもらうのは欠かせないことかもしれませんね。

子どもの耳掻きは控えめに!

今回ご紹介してきたように、子どもの耳掻きは「見える部分を綿棒でふき取る程度」、つまり想像しているより控えめにするのが基本です。

記事内で紹介した耳掃除の基本的なやり方とコツを参考にしながら、子どもの耳を傷つけないように慎重に耳掻きをしてあげてください。もし子どもの耳の中に大きい耳垢が見られたら、パパママが取ろうとせうに耳鼻科に行って耳掃除をしてもらいましょう。

著者:シンクアフェーズ

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