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“柔”と“剛”のツインボーカルで世界へ…韓国の新鋭ロックバンドCNEMAが正式デビュー「自信ある」

  • 2022.3.30

韓国の新鋭バンド「CNEMA(シネマ)」が正式デビューを果たした。

2021年に韓国で放送されたバンドオーディション番組『スーパーバンド2』(原題)で準優勝の成績を残したCINEMAは、KiTak(ボーカル/ギター)、キム・スロン(ドラム)、ピョン・ジョンホ(ベース)、イム・ユンソン(ボーカル/トランペット)からなる4人組で、 番組終了から約5カ月を経て1stシングルを発表し、本格的なスタートを切った。

去る3月24日にデビューシングル『MOBYDICK』をリリースしたが、メンバーの新型コロナ感染でデビュー活動は延期に。無事治療を終えたCINEMAは、30日に記者懇談会を開き、デビューアルバムについて様々な話を交わした。

「名詞が手に入った」
(写真=MOSS MUSIC)CNEMA

デビューの感想についてフロントマンのKiTakは「私たちがこれからどんなことをし、どんなことが起こるのか知りたくてワクワクする」とし、キム・スロンは「様々な姿をお見せしたいし、その反応が気になる」と語った。

そしてイム・ユンソンは「最初のデビューアルバムがよく出たと思う。我々の名刺が手に入ったと思う」と感想を述べた。

『スーパーバンド2』では豊かなサウンドが審査員から絶賛されたCINEMA。自作曲『Far away』の映画のような成長譚と爽やかなバンドサウンドで準優勝を手に掴んだ。

オーディション後、どのような時間を過ごしたのかという質問に対して、ピョン・ジョンホは「自分を振り返り、自分ができることについて考える時間を持った」と答え、イム・ユンソンは「新しい変化に適応する時間が幸せだったし、自分を失わないようにと考える時間を過ごした」と述べている。

また、『スーパーバンド2』への出演で変わったことについては「欲しかった楽器を賞金で買い、音楽に没頭することになった」とピョン・ジョンホ。KiTakは「初めて2台のギターを買い足せた」と笑顔を見せた。

イム・ユンソンは「良いメンバーに出会えただけに、韓国で最高のバンドになれるという欲が生まれた」と強調した。

“柔”と“剛”のツインボーカルで世界へ

CNEMAのデビューシングル『MOBYDICK』は、新たな航海を始める心構え、意志へのメッセージを込めた作品だ。表題曲の『MOBYDICK』と『Get Out』の2曲が収録されている。

(写真=MOSS MUSIC)CNEMA

イム・ユンソンは「『MOBYDICK』が大衆性に焦点を合わせたとすれば、『Get Out』はもっと生々しい感じを込めた」と説明。

表題曲の『MOBYDICK』は、夢を失わずに前に進もうというポジティブなメッセージを込め、『Get Out』は海を航海する冒険をドラマチックかつ強烈に描いた曲だ。

『MOBYDICK』の意味についてピョン・ジョンホは、「『スーパーバンド2』で見せた“航海”の延長線であり始まりだ。自由でかっこよく泳ぐ私たちの姿を、白鯨に例えたかった」教えてくれた。

CNEMAは、“柔”のKiTakと“剛”のイム・ユンソン、相反するツインボーカルの調和で他バンドとは差別化された魅力を作り出している。ロックバンドではあるものの、清涼感が特徴的なCNEMAは「私たちは音楽も上手だが、見た目もまともだ」とジョークを飛ばした。

最後に、CNEMAの音楽が持つ強みについてイム・ユンソンは、「他のバンドに比べてサ、ウンドスケープをより広く雄大に見せられそうだ。それに限らず、コア性のあるロックバンドを目指している」と語ると、キム・スロンは「大きなサウンドが好きで、研究をたくさんしている。韓国でこのような音楽では、トップランナーとして世界市場に出られるという自信がある」と強調。

さらに、バンドミュージックについて「心配はない。音楽のトレンドは消えたと思う。一つの井戸だけを掘るという意味よりは、広い韓国の井戸を掘りたい」と独自の表現で世界への自信を示した。

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