1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 「とうとう老眼が来た?」ド近眼の私が老眼とうまく付き合う方法【体験談】

「とうとう老眼が来た?」ド近眼の私が老眼とうまく付き合う方法【体験談】

  • 2022.3.29

ド近眼だったのにアラフィフでついに老眼の症状が! 眼科へ行ったら眼鏡とコンタクトのダブル装着をすすめられたけれど、何かと不便……。そこで考え出した、眼鏡とコンタクトのベストな使い分け方法とは?

40歳を過ぎてから周りの同年代がちらほらと老眼の話題を出すようになりました。自分にはいつ来るのかと待ち構えていたら……ふとした瞬間に気付いてしまいました。若いころからかれこれ20年以上も使っている近眼用のコンタクトが合わなくなっていることに! 「あぁ、ついに私も老眼になったんだ」と実感。

アラフィフにして老眼なりたての私がたどり着いた、コンタクトと眼鏡のベストな使い分けについてお伝えします。

昨日まで見えていたのに、かすんで見える…

「あれ? スマホの画面がかすんで見えない。なんで? あ、画面が汚れて見えないのね」なんて思いながらハンカチを出して拭き拭きしてみたものの、やっぱり画面はかすんで見える……。まさかこの見え方って老眼!? よくよく考えると20代のときに測定してもらった度数のままのコンタクトを20年以上も使い続けていることに気付いたアラフィフの私。そりゃ、老眼の目には合わないよねと妙に納得してしまいました 。

それならコンタクトの見直しをしなくてはと思い、いつも利用しているコンタクトレンズ販売店に行こうとしました。しかし、ここでふとひらめいたのが、「これから老眼で見え方が変わっていくことだし、眼科で診察してもらえば、老眼とうまく付き合っていくヒントがもらえるかも!」ということ。そこで、まずはかかりつけの眼科に向かうことにしました。

眼科で老視と診断された

私は20代のころ網膜円孔(もうまくえんこう)が見つかりレーザー治療をしているため、術後の定期検査を年に1度眼科でしてもらっています。今回は、半年ぶりの受診となりました。すると先生が開口一番「老視ですねー」とひと言。眼科では老眼のことを老視と言うそうです。私は「この症状はやっぱり老眼なのね」と納得しつつも、ついに加齢の症状が出てしまったことにちょっとがっかりしました。

先生の見立てによると、今着けているコンタクトは老眼の症状がなかったころの度数なので合わないのは当然。加齢によりピントを合わせる機能が弱くなるのが老眼なので、コンタクトや眼鏡を見直しする時期に入ったのだそうです。

ド近眼の私の場合、手元をよく見ることを優先にしてコンタクトの度数を改め、遠くを見たいときだけその上から度の入った眼鏡をかけたら?とのこと。また、「いつもコンタクトを買っている販売店で遠近両用コンタクトやほかのメーカーのコンタクトを試してみるのもおすすめですよ」とアドバイスをもらいました。診察を終えた私は「コンタクトと眼鏡の二重使い? それはズボラな私には合わないな…… 」と思いながら眼科をあとにしました。

レンズと眼鏡を使い分けて快適な老眼生活

外出時はコンタクトのみで快適に過ごしたいことと、コンタクトの度数も改めたいと思い、コンタクトレンズ販売店へ行ってみました。

今まで気にも留めなかった遠近両用レンズが目に入り、サンプルをもらうことに。サンプルは数日分だったので足りないと感じ、サンプルと同じ遠近両用レンズをとりあえず1カ月分購入。そして、慣れるまで1カ月間続けて使ってみました。遠くと近くはまあ見えるけど、見えないと困る駅やバス停の案内板の文字がぼやけて見えず、使用を断念。

もう1度販売店に行き、今まで使っていたものと同じメーカーの近視用のコンタクトを、遠くが少しぼやけても良いので手元優先の度数に改めて購入しました。これは思いのほか自分に合っていたようで、遠くや発車案内板もある程度見えるし、スマホの字も問題なく見えました。眼鏡を重ねてかけるということをしなくても大丈夫な範囲の見え方で、コンタクトのみで外出できる手軽さがかなりうれしかったです。

そして家では、眼鏡だけで過ごしています。眼鏡のほうも手元が見えることを最優先にした度数に改めました。室内なら遠くは見ないので、この眼鏡でストレスフリーな日々を過ごしています。

まとめ

最近は、コンタクトは外出用、眼鏡は自宅用と使い分けをしながら生活しています。この使い分けは案外自分にはぴったりなようで、目も疲れず、老眼とうまく付き合っていけそうな予感がしています。しばらくはこのコンタクトの眼鏡の使い分け生活を続けていこうと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!


著者:おれんじ

出張ベースで海外に出るようになり、その後移住し就職結婚出産を経験。日本に引っ越ししてから未だ浦島太郎状態が続いています。


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

元記事で読む
の記事をもっとみる