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余命宣告で妻が行方不明、霊が見える…元看護師が体験した衝撃の患者さんエピソード3選

  • 2022.3.29

病院にはいろいろな人が訪れますが、びっくりするような患者さんに出くわすことも少なくありません。今回は、元看護師が出会った患者さんの驚きのエピソードを紹介します。

■夫の余命宣告のショック?病院から行方をくらませた妻

70代男性患者さんは、入院時にすでに意識不明の状態で、その晩にも亡くなる可能性あったため、医師から妻へ説明が行われました。妻は相当ショックを受けていた様子。会わせたい人がいるなら連絡をと伝えると、大声で泣きながらどこかに電話をかけていました。

その姿を最後に、妻は行方不明に。夫婦には子どもがなく、身寄りは10年以上音信不通という患者の弟のみ。明け方に患者さんが亡くなるも妻が不在のため、弟に連絡を取り身柄を引き取ってもらうことになりました。

妻の行方はその後も不明のままだそうです。

■霊が見えるの?患者さんの言葉に背筋が凍る

4人部屋に入院していた50代の入院患者さんは、どこか暗い印象の女性でした。夜勤で担当していた看護師に「夜に男の子が廊下を走っている、昨日の夜あの個室に入るところを見た」というのです。

しかし、夜の面会も終わった深夜の話で、小児病棟でもありません。話半分に流していたのですが、その日の夜、男の子が入ったという個室の患者さんが急変し亡くなってしまいました。

次の日、その出来事を知らないはずの女性が開口一番「あの個室の患者さん亡くなったでしょ」と言ったそうです。それからは特にゾッとするような話はなかったそうですが、非常に怖い体験であることは間違いありません。

■個室のお風呂に仲良く入浴!

お風呂には毎日入りたいということで個室に入院した40代の男性患者さん。内縁の妻が毎日のように面会に来ており、仲の良さそうな雰囲気でした。

ある日、夜勤で検温のために病室に行くと、お風呂から2人のしゃべり声が。なんと、病院のお風呂に一緒に入っていたのです。時間を置いて検温に行くと、2人がベッドに並んでくつろいでいました。

仲が良いのはいいことですが、入院中は自重してほしいと感じたそうです。

■想像の斜め上をいく患者さんたち

世の中にはいろいろな人がいます。看護師はいろいろな患者さんと接するからこそ、成長できるのも確かですが、できることなら平穏無事に業務を進めたいのが本音でしょう。

文・佐々木佐奈

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