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【難読漢字】1つ1つは簡単なのに…組み合わせると急に読めなくなる漢字クイズ7選

  • 2023.2.19

1文字1文字を見てみると、小学校で習った漢字や、簡単な構成で作られた漢字なのに、組み合わせると急に読めなくなる…。そんな言葉があります。

そんなクセのある難読漢字を集めてみました!ぜひトライしてみてくださいね。

1.「木耳」

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「木に耳なんて生えてないよね…?」と、なんだか不安な気持ちになってしまいそうな「木耳」。「きみみ」と読んでしまった方は、残念ながら不正解です。

「耳」のような形をした、「木」に生える植物を思い浮かべてみてください。中華料理で使用されることも多いですよ。

気になるその読み方は「きくらげ」「きのみみ」でした!

なお「きのみみ」は「きくらげ」の異名です。ちなみに、形が似ていることから「人の耳」のことも指すそうですよ(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。

2.「汀」

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「氵(さんずい)」に「丁」と書く「汀」は、ひと目見て「ちょう」と読むとお考えになった方も多いかもしれません。しかし、その読み方は残念ながら不正解です。

全部で3つの読み方がありますが、そのうちの2つは「水際」「渚」という別表記もありますよ。この場合、読み仮名は3文字です。

気になるその読み方は「みぎわ」「なぎさ」「てい」でした!

ちなみに、この漢字を使った言葉に「汀優(みぎわまさり)」があります。意味は「ひときわ目立ってすぐれていること。水ぎわだつこと」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)なのだそうですよ。

3.「予予」

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思わず「よよ」と読んでしまった方も多いかもしれません。たしかに「予」は「予定(よてい)」や「予見(よけん)」などのように、「よ」と読むことが多いですよね。

しかし、残念ながら不正解!別表記が「兼兼」であるとお伝えすれば、きっとわかる方も多いはず…。

気になるその読み方は「かねがね」でした!

意味は「以前から。あらかじめ。かねて」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)です。たとえば「お噂は予予うかがっています」などのように使うことができますよ。

4.「水母」

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「母なる海」や「母なる大地」と言いますが、残念ながら「水母」は「水のお母さん」というわけではありません。

海に住む、とある生き物を表しています。ゆらゆらと漂う姿を見ていると、なんだか癒されてしまう…なんて方もいらっしゃるかもしれません。

気になるその読み方は「くらげ」「すいぼ」でした!

「すいぼ」は「くらげ」の漢名です。毒を持っている種類もいるため、刺されないよう気をつけてくださいね!

5.「柿落とし」

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「かきおとしじゃないの?」と、いったいどこが難読漢字なのか不思議に感じた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、残念ながら違います!「杮」ではなく「柿」です。よく見ると、右側の形が違いますよね。

気になるその読み方は「こけらおとし」でした!

こちらは劇場用語で「新築劇場の開場興行をいう」のだそう(出典:『百科事典マイペディア』平凡社)。「杮」と「柿」、とてもよく似ている漢字ですが、混同してしまわぬよう気をつけてくださいね!

6.「兄姉」

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「兄弟」は「きょうだい」で「姉妹」は「しまい」。この2つの言葉は簡単に読むことができますが、「兄姉」はいかがでしょうか?

「言われてみると、なんと読むのかわからない…」なんて方も多いはず。もちろん「あにあね」は不正解ですよ。

気になるその読み方は「けいし」でした!

ちなみに「弟妹」は「ていまい」と読みますよ。この機会に、併せて覚えておきましょう!

7.「氷魚」

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最後にご紹介する難読漢字は「氷魚」です。もちろん、冷凍した「魚」のことを指しているわけではないですよ。

読み方は3つありますが、どれもなかなか難易度は高めかもしれません。ただ、食べられる「魚」のため、過去に口にしたことがある方もいらっしゃると思います。

気になるその読み方は「こまい」「ひうお」「ひお」でした!

「ひうお」と「ひお」は「アユの稚魚」のこと。そして「こまい」は「タラ科の海水魚」です(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。なお、「こまい」は「氷下魚」と書くこともできますよ。