1. トップ
  2. 恋愛
  3. 不妊の先輩に言いづらい! ママたちの「オメデタ報告」エピソード3選

不妊の先輩に言いづらい! ママたちの「オメデタ報告」エピソード3選

  • 2015.9.15
  • 39918 views

【ママからのご相談】

現在、不妊治療中の30代です。3年間の不妊治療を続けています。先日、いつもと違う体調だったので妊娠検査薬を試してみたところ、なんと陽性反応が! すぐに夫に報告し、「両親や友人にも報告しよう!」と私が言うと、 「いや、もうちょっとちゃんとわかってからのほうが良いんじゃない……?」と冷静に返されました。私としては両親も友人にも自分の不妊治療の過程を話しているので、陽性反応が出た時点で報告したいのですが……。陽性反応が出たことを隠して何食わぬ顔で会ったり連絡をしたりするのは気が引けます。私が非常識なのでしょうか?

●A. “非常識”ではありませんが、病院で正常妊娠かどうかを確認してからでも遅すぎることはありません。

こんにちは。ご相談ありがとうございます。ママライターのましゅままです。

待ちに待った陽性反応、本当にうれしいですよね。これまで何十本もの検査薬を使い、そのたびに真っ白な窓に落胆してきたプレママたちには、本当に待ちに待った結果なのではないでしょうか。特にご相談者様の場合、不妊治療をされており、その過程を周囲にお話しされていたのならすぐにでも報告したい気持ちはよくわかります。

ですが、妊娠初期の流産は本当に多く、子宮外妊娠でも陽性反応は出ます。御主人がおっしゃる通り、病院へ行き正常妊娠かどうかをきちんと確認し、ママ自身ももっと喜びにあふれた状態で報告をしても、遅くはないのです。

今回は、周囲にどのタイミングで妊娠報告をしたか、ママたちの体験談をご紹介します。

●先輩ママの“オメデタ報告”エピソード3選

●(1)自分の母親、親友には陽性反応が出たことを報告しました

『ずっと私の妊活を応援してくれた母と、親友には陽性反応が出たことを報告しました。母も、出産を経験している親友も初期の流産リスクが高いことは知っていたので、あまり心配させないように、「○日に病院に行ってくる。また報告するね! ドキドキだー!」と、あまり重くならない感じで明るく連絡を入れました。仮に流産しても、たまたま母も友人も流産のつらい経験をしていてそれを共有してくれていたので、私も包み隠さず報告しようと考えていました』(30代・女の子ママ)

●(2)流産の可能性を考えて、心拍を確認してから両親にまず報告しました

『1度目の妊娠は、心拍を確認する前に化学流産してしまいました。そのときは両親と友人何人かに「妊娠したかも!!」と言ってしまったために、流産してしまったという報告もしなければいけなくて、それがつらかったです。だから、2度目の妊娠は病院できちんと心拍を確認してからまず両親へ報告! その次に会う予定を組んでいた親しい友人に報告をしました』(30代・男の子ママ)

●(3)両親と職場の直属の上司にのみ報告しました。あとは、安定期まで誰にも報告しませんでした

『妊娠がわかってすぐ、両親には報告。あとは、職場の直属の上司には報告をし、安定期まで体調不良など配慮していただき、産後の働き方もゆっくり考えることができました。職場の人で妊活していてなかなか恵まれない先輩がいたので、どのタイミングで報告するか本当に迷いましたが安定期に入りもう報告できるな、と思ったときに飲み会の席で産休をとることをみなさんに報告しました。友人にも同じタイミングです』(20代・男の子ママ)

●相手と自分、両方の気持ちを考えた上での報告がベストタイミング

ママの環境は人それぞれで、コレが正解! という万人共通のタイミングは存在しません。無理に早期に報告する必要もありませんし、報告したければ親密な人にはすべてを共有してもいいのです。

仮に残念ながら流産してしまったとき、「流産してしまった」という悲しい報告をして心配させたり落ち込ませたりしないよう、やさしさから周囲には黙っていることもあると思います。そのやさしさも周囲はきちんと理解をしてくれるはずです。

ですが、SNSを利用して妊娠報告をする場合は、少し注意が必要です。さまざまな事情が感じ方を持った不特定多数の人が閲覧できるので、SNSに妊娠報告を投稿する場合は心拍確認~安定期ごろまで待つなど、少し慎重にするのがベターです。

ママは妊娠初期から考えることが本当にたくさんですね。みなさんも自分が納得したベストタイミングで周囲に報告をしてくださいね。

●ライター/ましゅまま(ママライター)

の記事をもっとみる