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発育空隙ってナニ? 子どもが“すきっ歯”になる原因とケア方法

  • 2015.9.14
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【ママからのご相談】

2歳半になる娘のすきっ歯が気になるのですが、そのうち直るんでしょうか? 心配です。食べ物が挟まっていることも多いし、普通に歯磨きしているだけで大丈夫ですか?

●A. これくらいの年齢のお子さんのすきっ歯は心配なし! 発育空隙を知ろう。

こんにちは、ご相談ありがとうございます! 歯科衛生士の鈴木ハナコです。

患者さんでもお子さんのすきっ歯をご心配されて来院される方はかなり多くいらっしゃいます。しかし、子どもの歯が生えそろう2歳半くらいのお子さんのすきっ歯は、正常な発達過程である場合がほとんどです。今回は歯科医師へのインタビューを踏まえてご相談ついて詳しく説明させていただきます。

●子どものすきっ歯はなぜ起こるの? 塞がるのはいつ?

子どもの歯はいずれ大きな大人の歯に生えかわります。この年齢のお子さんのすきっ歯は、後の大人の歯がちゃんと収まるように歯と歯の間に隙間を空けて準備しているような状態です。

この隙間は後に永久歯と呼ばれる大人の歯に生え替わるときに塞がっていきます。だいたい小学生になったくらいから大人の歯に生え替わり始め、中学生のうちには大人の歯列が完成します。この間、問題があるようなら毎年行われる歯科検診できちんと指摘をされます。

『これくらいのお子さんに見られるすきっ歯は発育空隙といって、正常な発達過程である場合がほとんどです。乳幼児検診等の際何かあれば歯科医師からも指摘がありますし、もし気になるようならそのときに相談してみてください』(東京都/歯科医師)

●子どもの歯と歯の間のお手入れ法

歯と歯の隙間が空いていると食べ物のカスが詰まったりすることも多いので、仕上げ磨きの際にきちんとチェックをしてあげることが必要です。歯と歯の間というのは虫歯ができやすく特に注意して磨きたい箇所ではありますが、歯ブラシが届きにくいのが難点。

ですので、フロスの使用をオススメします。最近では子ども用のフロスというものも売っていて、小さなお子さんの歯磨きにも取り入れやすくなっています。かかりつけの歯医者さんがあれば、相談すると丁寧に使い方を教えてもらえますよ! 毎日歯磨きをするときにフロスの使用も習慣化できるといいですね。

●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)

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