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コロナ太り…ゆる~い散歩習慣で体も心もスッキリを目指す!【体験談】

  • 2022.3.23
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コロナ禍でブヨブヨ体型になってしまったことを気にした40代の女性が散歩を始めました。体型には変化はまだないけれど、心にたまったモヤモヤがスッキリしたという話。

学生時代はスポーツが大好きだった私。でも、コロナ禍を言い訳に、すっかり出不精になって運動不足になりました。自分でも確実に体全体にお肉が付いてきたことは実感していましたが、最近では夫や子どもたちからも「なんかブヨブヨしてきたね」とかなりショックな言葉を投げかけられ、意気消沈。もともと好きだったヨガを再開したものの、それではお肉が付くのを食い止められないという現実に直面。ほかに何をしたら良いか悩んでいたところ、両親から散歩でも瘦せたよとささやかれ、半信半疑で始めてみることにしました。

何をしたら良いか悩み、散歩に決定

2020年のことです。新型コロナウイルスの感染者数が増加し、私の住む街にも緊急事態宣言が出されました。外出自粛となり、私は自分に言い訳するように運動することをすっかりさぼるように。あっという間に体は緩み、おなか周りにお肉が付き始めました。まずいなぁと思いつつも頭は、頭はラクなほうへと逃げてしまいます。そして、とうとう夫や子どもたちから厳しいひと言が。「最近ママの体ブヨブヨだね」。

これではいけないと思い、まずは以前ハマっていたヨガを再開することにしました。とはいっても私のヨガは自己流。基本のヨガをYouTubeなどを見て参考にしながらストレッチ感覚でおこなっている程度です。また、間もなく40代後半を迎える私は代謝も悪い状態になっているのか、簡単には体重は落ちません。夫や子どもたちからのひと言によるショックもずっと引きずっていて、「ヨガだけでは足りない。何かほかにもできることないか」と真剣に悩みました。

そんなとき、両親がおすすめしてくれたのが散歩です。10分でも散歩すると気分転換になるし継続したら体重も少し減ったよと魅力的な言葉。少し歩いただけで気分転換になり、もしかしたらちょっと瘦せられるかもと半信半疑でしたが早速実践してみることにしました。

失敗だらけの初散歩、でもかなりの疲労感が

ほとんど勢いで散歩に出たので、初日の散歩は失敗だらけでした。目的地など決めていなかったのでどこに向かって良いか悩みましたが、ひとまず最寄りの駅まで歩いてみることにしました。日差し対策もしなかったので日焼けはするし暑くてヘトヘトになるしで、散々。少し歩くだけで喉が渇き、飲み物を持参していなかったことも後悔しました。善は急げと言いますが、やはり準備は最低限必要だと反省しました。

でも、たしかに両親が言うように、少し気分転換になりました。普段自転車で通り過ぎてしまう景色は歩きだと違って見えて、なんだかとても新鮮。結婚後、いったん地元から離れましたが、縁あってまた住むようになった地元の街の景色は、思っていた以上に変わっていました。それでも私自身が子どものころよく遊びに行った公園や空き地が変わらず残っていて、子どもたちが遊んでいる姿などを見ると懐かしい気持ちになりました。

初日は30分くらい散歩していたと思います。運動不足が続いていたので体がとても疲れました。そのおかげかその日は久しぶりに一度も目を覚まさないでぐっすり眠ることができました。

面倒くさがり屋が行き着いたゆる習慣

しかし、三日坊主とはまさに私のこと。散歩を始めて4日目、用事などもあり忙しい1日だったので散歩を忘れてしまいました。夕食時に散歩のことを思い出し後悔しました。10分でも良いから散歩すればよかったと。やっぱり私は長続きできないのかなと自己嫌悪に陥りできなかった分、ストレッチを長めにおこなうことで自分を納得させました。

時々さぼりながらも散歩を始めて1カ月がたちました。わかったことは私には毎日散歩することは意外と難しいこと。もともと面倒くさがりな性格も相まってすぐさぼりたくなってしまうのです。雨の日や風の強い日など、何かと理由をつけては休もうとしてしまいます。でも、散歩した日はとても爽快で心地良い睡眠が取れるので散歩が好きにはなっていました。

いろいろな感情が渦巻くなか、私がたどり着いたのは、毎日散歩することを義務化せず、ストレッチやヨガも含めて日々体を動かそうと意識をしている自分を認めてあげること。ついできなかった自分を責めてどうせ私は長続きしないとネガティブな発想になりがちなので、まずは毎日10分で良いから運動できたらOKと決めました。

まとめ

若かったころは、散歩が運動という価値観はありませんでしたが、今では30分散歩するとなんだか自分を褒めたくなります。それくらい運動不足だということかもしれません。でも、面倒に感じて何も行動していなかった自分よりずっとアクティブになれたことは素直にうれしいです。

残念ながら両親から言われた体重が少し減るかもという夢のようなささやきどおりにはいかず、体重は特に変わっていません。でも、散歩をすることで心も体もスッキリして、ご機嫌に過ごせる日が増えました。さぼり癖のある私ですが、これからも肩の力を抜きながら街の風景なども楽しんで散歩を楽しみたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:Pたろー

間もなく40代後半へ。根っからのミーハー心で、これから迎える更年期もポジティブに過ごしたい。


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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