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【深い眠りを誘引】蓄積疲労を解消する「癒しヨガ」。

  • 2015.9.12
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【深い眠りを誘引】蓄積疲労を解消する「癒しヨガ」。

こんにちは、パーソナルトレーナーの小林麻利子です。この連載『美人の作り方』では、“美しさを自分で手作りする”ために、みなさんが抱えがちなカラダの不調を改善し、美しく仕上げるためのメソッドを、エクササイズやヨガを取り入れながら紹介していきます。

【小林麻利子の美人の作り方】vol.59

9月には、みんなが楽しみ大型連休がありますね! しかし、連休前に仕上げておきたい仕事は山積み。疲れが溜まっている方は多いようです。そんな方は今晩、心が落ち着く癒しヨガを行ってみませんか?

キャンドルを灯してみましょう。

お風呂から上がって、照明を落としたら、お気に入りのキャンドルを灯してみましょう。一般的な照明器具や昼間の太陽などの波長の短い青白い光は、睡眠促進作用を有するメラトニンの分泌を妨げてしまいますが、キャンドルの炎は長波長で色温度が低いので、とても心が落ち着きます。なんとも言えない炎の心落ち着く揺らぎを見ていると、心がより心地よくなっていきます。

心を落ち着かせて、ゆったりと呼吸を繰り返しながらリラックスヨガを行ってみましょう。

癒しヨガ

STEP1

安楽座で瞑想

あぐらの状態から両方のかかとが一直線上になるように足をほどきます。お尻の下の坐骨を地面に付け、骨盤を立たせて背骨をすっと伸ばします。膝の上に手のひらを上向きにして乗せ、胸を開きます。鼻から息を吐き、吐き切ったら力を抜いて吸い込み、また鼻から細く長く時間をかけながら吐き出します。心が落ち着くまで、しばらく呼吸を繰り返します。

POINT!

息を吸うには、全て吐き切らないと吸い込むことができません。お腹をへこませながら全て鼻から吐き切ったあと、力をすっとほどいて自然に体の中に空気を入れていきます。頭をクリアにして、呼吸を繰り返すことだけ意識します。

STEP2

しなる木のアーサナ

STEP1の座り姿勢で行います。肩の高さまで手の平を下にして吸いながらゆっくり持ち上げます。

手の平を上にして吸いながら天井方向までゆっくり持ち上げます。

吸いながら指先を天井方向に伸ばします。

吐きながら体を横に倒します。

吸いながら、手を天井方向に伸ばしながら頭上に戻します。

手の平は上のまま吐きながら肩の高さまで手を戻します。

手の平を下に向けて吸いながら手を床におろします。その状態のまま鼻から吐きます。反対側も同様に。リラックスできるまで続けましょう。

POINT!

特にゆっくりリラックスしながら呼吸を繰り返します。細い枝が、柔らかく温かな風にゆらゆら揺られているように、手の指先が滑らかにしなるように動かしてみましょう。ご自身の体が少しずつほろほろほどけていく様子を感じながらゆったり繰り返してくださいね。

STEP3

合せきの前屈のアーサナ

座り姿勢はそのままで、足先に手を添えます。

骨盤を立たせたまま、背中を丸めずにゆっくりと前屈します。可能な方は、おでこや頭頂部を床につけてみましょう。ゆったり呼吸を繰り返しましょう。

キャンドルの炎は、見ているだけでとても心が落ち着いていきます。そのまま眠ってしまうと危険ですので、きちんと火を消してからぐっすりお休みくださいね。

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「小林麻利子の美人の作り方」まとめ PROFILE 小林麻利子 Flura代表。パーソナルトレーナー/AEAJ認定アロマテラピーインストラクター/食生活管理士。ボディメイク、食育、アロマ療法の個人レッスンを通し、ホルモン・自律神経バランスが整った女性らしい心身作りを指導。 また、講演・執筆活動など幅広く活動中。著書 こだわりのセンス(コレクションインターナショナル) HP: http://fluraf.com/ blog: http://ameblo.jp/mariko-kobayashi/

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