流山おおたかの森の無人花屋「クリザンテーム」でおうちの庭を春色に

いよいよ花の本格的なシーズンが到来！ 昨年秋に特派員記事で紹介したお花屋さん「クリザンテーム」も春の草花を続々入荷中と聞き、早速行ってみました。植えつけのコツも聞いてきましたよ。

無人のお店だから、いつでも自分のペースでお買い物OK

クリザンテームは、「流山おおたかの森」駅から徒歩16分の住宅地にある無人のお花屋さん。 大きな時計と、アンティークの素敵な飾りが目印です。無人で24時間営業なので、好きな時にじっくり花を選ぶ事ができると評判のお店です。

花は外回りの際に持っていってしまうので、たくさんの中から選びたいなら朝がおすすめ

店内のあちこちで小動物がお出迎え

クリザンテームの花は「このエリアの気候に合った、初心者でも育てやすい草花」を基準に入荷しているのだそう。店頭にないものは、LINEなどで入荷の相談ができるのも嬉しいですね。

無人の理由は、クリザンテームが「出張してくれる花屋さん」だから。遠くて買いに行けない、我が家の庭に合う花がわからない……と不安でも、実際に庭を見てもらい、色々試しながら花を選べます。 申し込みはクリザンテームのホームページか、LINEから。出張・相談は無料で、支払いは基本的にお花の代金のみ。 プランターや花壇があれば、選んだ花をその場で植えてくれます（作業費2000円）。 とっても気さくなオーナー・菊池さんが来てくれますよ。

またクリザンテームの特徴は、花だけではなく外構工事も手掛けていること。庭のことなら丸ごと相談にのってもらえる、心強い味方です。

我が家のアネモネ。自分では思いつかない花も持ってきてくれるので、ガーデニングの楽しさが広がります

春のおすすめのお花はこちら！

常時約150種類の草花が揃っているクリザンテーム。目移りしてしまいますが、この季節イチオシの育てやすくてお庭が明るくなるお花を教えてもらいました。

上段左から、ローダンセマム、バーベナ。 下段左からペチュニア、忘れな草、ラベンダー。 春は週1くらいのペースで新しい植物を入荷しています。週明けが狙い目だそうですよ！

買ってきた花、どうやって植えつける？

さて、お気に入りの花を買ったものの、植えつけで悩む方もいるのではないでしょうか。そこで菊池さんに、初めて地植えをするときの植えつけ方を伝授してもらいました。 ポイントは、あらかじめ培養土を用意しておくこと！

１、土の状態を良くしよう 初めて植えるところは、土が硬かったり、砂利があったりします。 まずはスコップでよく耕して柔らかくし、石を取り除きましょう。

２、植える花より一回り大きいくらいのスペースに培養土を混ぜる 培養土は、ホームセンターなどで売られているものでＯＫです。

３、花を入れ、根元までしっかり土をかぶせましょう 入荷したての花なら、ポットから出したときに根っこをほぐす必要はなく、そのまま入れます。 植えるときに土をフワっとかけると水やりで流れてしまうので、少しギュっと固めてあげましょう。

４、すぐに水やり 植えたらすぐにお水をあげます。その後は、春ならだいたい3日に1回のペースで水やりをしましょう。（季節により水やりペースは変わります）

子どもたちに「花育」を

クリザンテームのオーナー菊池さんは、子どもたちに「花育」を伝えたいと言います。花を植えて水をやるだけではなく、肥料をあげたり枯れた葉をとるといったお世話を体験することで、花や緑を身近に感じ、育てる感動や命を大切にする気持ちを知ってほしいのだそうです。 もし枯れてしまっても、それはなぜだろう？と考えるきっかけになることも。 そんな菊池さんは新年度から、流山市内の保育園で定期的に花育活動を行うそうですよ。

とにかく花やお庭の事ならなんでもおまかせのクリザンテーム、気になった方はホームページやインスタグラムで最新情報をチェックしてみてくださいね。

花屋 クリザンテーム 〒270-0119 千葉県流山市おおたかの森北3-47-19 080-1269-8641 24時間営業 https://chrysantheme.jp/ ※住宅地にあるため、車を停めるスペースはありません。ご承知おきください。