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「そんなものまで天ぷらに!?」【てんや】に“ユニークすぎる天丼”が爆誕。衝撃の仕上がりです…!

  • 2022.5.7
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手頃な価格でおいしい天ぷら、天丼が楽しめるてんや。定番商品だけでなく、ポテトサラダを使った「ポテサラ天」など変わり種も人気を博しています。

そんなてんやに、とあるご当地グルメを天ぷらにした史上初となる商品が登場しました。今回は、そちらをメインに据えた「初夏天丼」をチョイス。実際に食べた感想をレポートします。

鰹のたたきの天ぷら!?衝撃の新商品を実食

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こちらが、今回購入した「初夏天丼弁当」(税込890円)です。

「めごち」と「あさりと生姜のかき揚げ(三つ葉入り)」、そして岩下食品の「新芽生姜」と「紀州南高梅」の天ぷらがトッピング。そしてメインには、なんと高知県のご当地グルメ「鰹のたたき」を使った天ぷらが据えられています。

見た目は普通かも…?

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容器の中いっぱいに、各種の天ぷらが所せましと盛られています。特に衣ごしにもその赤色が透けて見える「紀州南高梅」とサイズ感のある「あさりと生姜のかき揚げ(三つ葉入り)」が印象的です。

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肝心の「鰹のたたき」は、一見すると普通の魚の天ぷらといった感じ。そこまで変わったところはありません。まさかこれが「鰹のたたき」を揚げたものだとは思えませんよね。

全く違和感なし!

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「めごち」以外に「きす」や「はぜ」など、天ぷらにする魚としては白身や川魚をイメージしますよね。でも、今回メインに選ばれたのはなんと「鰹のたたき」…味の想像がちょっとできません。

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しかし、実際に食べてみると全く違和感はありません。

「鰹のたたき」をさらに揚げている分、火が通りすぎてパサついているのではないかと思ったものの、身はしっとりやわらかくてジューシー。独特のこうばしい風味と鰹ならではの旨みが楽しめます。

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「鰹のたたき」とは対照的に、「めごち」はふっくらとした食感で、あっさりとした上品な味わいです。しかし、同じ白身でも「きす」に比べよりしっかりとした旨みを感じます。

甘酸っぱさがイイ!

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「鰹のたたき」の陰に隠れているものの、「紀州南高梅」の天ぷらもかなりユニークですよね。

しかし、食べてみるとこちらも違和感は全くなし。外はカリッ中はとろ〜とした食感で、甘酸っぱい味わいが、油っぽくなった口の中をリセットしてくれます。

生姜の風味が絶妙…!

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「新芽生姜」はピリッとした辛みと生姜特有のさわやかな風味が絶妙。

天ぷらとして、単品でももちろんおいしいですが、メインの「鰹のたたき」の副菜としてもしっかりフィットしています。姿は違えど、両者の相性の良さは変わらないようです。

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「鰹のたたき」以上に存在感を放っていた「あさりと生姜のかき揚げ(三つ葉入り)」も、生姜や三つ葉が香る風味豊かな味わいでおいしいです。サクサク食べ進めていくと、あさりのぎゅっと詰まった旨みが口の中いっぱいに広がっていきました。

さすがてんや!間違いなしの逸品でした

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「鰹のたたき」や「紀州南高梅」などが入っており、一見ユニークなようですが実際は文句なしのおいしさを誇っていました。初夏の味わいを堪能できるてんやの期間限定商品、ぜひ食べてみてはいかがでしょうか?

筆者:松本陸杜/ライター