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「曹白魚」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.18
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魚に関する難読漢字はたくさんありますが、今回はその中でも難易度はかなり高め! こちらの「曹白魚」の読み方を当てていただきます。

使用されている漢字は3文字…にもかかわらず、読み仮名はなんと2文字なんです!

さあ、正しく読むことはできますか?

「曹白魚」の読み方!

「そうはくぎょ」と読みたくなりますが、先述した通り「曹白魚」の読み仮名はたったの2文字。残念ながら、文字数を大きくオーバーしてしまいます…。

そう! 「曹」「白」「魚」、それぞれの漢字の読み方から正解を導き出そうとしても、全く上手くはいきません。そのため、ノーヒントで答えられる方はほとんどいないかもしれません…。

それでは、ここで正解にたどり着くためのヒントをお伝えします!

実は「曹白魚」の語源は「平」と同じなんです。そして、読み仮名は2文字…。

これでもうわかりましたよね?

そう、正解は「ひら」でした!

「曹白魚」について

「平」は「たいら」や「へい」、もしくは「平たい(ひらたい)」などと読みますよね。ヒントを見て、すぐに正解が頭の中に浮かんだ方も多いと思います。

ただ、「鮪(まぐろ)」や「鯛(たい)」、「鮃(ひらめ)」のようにメジャーではないため、いったいどんな魚かわからない…という方も多いはず。この機会に、辞書で調べておきましょう!

〘名〙 (「ひら(平)」と同語源) ニシン目ニシン科の海産魚。全長約四〇センチメートルに達する。体はニシンより著しく側扁し、体高が高い。腹びれが小さく、腹縁のうろこは鋸歯(きょし)状。背方は暗青色で腹方は銀白色。富山湾・大阪湾以南、中国、東南アジア、インドの沿岸に分布する。内湾性で汽水域にも入る。食用になる。中国ではツァオパイユー(曹白魚)と称し、塩漬・干物として珍重。〔和漢三才図会(1712)〕

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「食用になる」そうですが、東北や関東地域ではほとんど見かけないかもしれません。

でも、日本では岡山県でよく食べられているんだそう。岡山県のホームページによると「煮付け」「刺身」「塩焼き」「酢漬け」と、様々な調理方法でいただけるみたいです。もし現地に旅行に行く機会があれば、ぜひ食べてみたいものですね…!

まとめ

いかがでしたか?

「曹白魚」は「ひら」と読みます。

今後も魚だけではなく、様々なジャンルの難読漢字をご紹介していきますよ。楽しみに待っていてくださいね!