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「鰤」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.4.27
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「鮭(さけ)」や「鯛(たい)」、「鮪(まぐろ)」に「鯖(さば)」など、おいしい魚はたくさんいますよね。みなさんの最も好きな種類はどれでしょうか?

さて今回は、数ある魚の中でも特に美味しい魚のひとつである「鰤」をご紹介します。誰しもきっと一度は食べたことがあるはずですよ!

「鰤」の読み方!

「魚へん」に「師匠(ししょう)」や「師走(しわす)」などの言葉に含まれている「師」と書く「鰤」。字面からはとても想像できない読み方をするんですよ!

ちなみに「鰤」は数々の調理方法で食べられます。塩焼きにしても良し、刺身や寿司にしても良し…。ですが、こちらと大根を甘辛く煮付けた「○○大根」が、最もポピュラーな料理かもしれません。

いかがでしょう、なんとなくピンときた方も多いと思います。

気になるその魚の名前は…?

「ぶり」でした!

「鰤」について

もちろんヒントの料理名は「鰤大根(ぶりだいこん)」。全国的に愛されるご飯の定番おかずですよね。でも、実は農林水産省が主催した「農山漁村の郷土料理百選」においては、富山県の郷土料理に選定されているんですよ。

さて、それでは「鰤」について調べてみましょう!

〘名〙スズキ目アジ科の海産魚。全長一メートルくらいになる。体は細長い紡錘形。背方は暗青色、腹方は銀白色で体側に黄色の一縦帯が走る。日本各地の沿岸に分布する回遊魚で、多くは定置網で漁獲する。重要な食用魚で、南日本では流れ藻についた稚魚を採集して海面で飼育するいわゆるハマチ養殖が盛んである。冬季は脂肪がのり「寒ブリ」と称し賞味される。(後略)《季・冬》

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

おいしい魚としておなじみの「鰤」ですが、中でも冬季はとりわけ味がいいんだそう。春は「鰆(さわら)」、秋は「秋刀魚(さんま)」、そして冬は「鰤」というように、旬のものをぜひ堪能したいものですね…!

ちなみに「鰤」は出世魚の1つです。寿司ネタの定番として知られる「魬(はまち)」は、実は成長すると「鰤」になるんですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「鰤」は「ぶり」と読みます。

今後も魚に関する様々な難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!