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「鰯」はなんと読む?意外と読めない難読漢字、正解は…?

  • 2022.4.30
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「強い魚」と言われて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか? 「鮫(さめ)」や「鯨(くじら)」、それに「鯱(しゃち)」など、人によってイメージするものは様々だと思います。

さて今回は、そんな「強い魚」とは一転し、「魚へん」に「弱」と書く「鰯」をご紹介。みなさんは、こちらを正しく読むことはできますか? おそらく、一度は食べたことがあるはずですよ!

「鰯」の読み方!

「弱い魚…?」と、混乱してしまった方も多いかもしれません。「強い魚」と違って、ちょっとイメージしづらいですよね。

ちなみに、読み方はもちろん「よわい」ではありません。そもそもそんな名前の魚、聞いたことも見たこともないですよね。

それでは、正解にたどり着くためのヒントをお伝えします!

・ニシン科の魚です。
・読み仮名は3文字で、○○○です。
・節分に欠かせない魚といえば?

それでは、正解を発表します。

正解は「いわし」でした!

「鰯」について

そう!食卓に上る機会も多い「いわし」は、実はこのような漢字を書くんです。

ちなみに、ヒントの「節分に欠かせない魚」とは、「鰯」の頭と「柊(ひいらぎ)」を組み合わせた「柊鰯」を指しています。魔除けとして飾るアレのことですよ。

それでは、最後に辞書で意味を調べてみましょう!

1 ニシン科のマイワシ・ウルメイワシやカタクチイワシ科のカタクチイワシなどの海水魚の総称。ふつうはマイワシをさす。暖流に乗って回遊し、産卵期には近海に集まる。食用のほか、油をとったり、肥料や飼料にしたりする。稚魚は、しらす。《季 秋》「―やく煙とおもへ軒の煤/犀星」
2 切れ味の悪い刀。鈍刀。

出典:『デジタル大辞泉』小学館

 

驚くべきことに、なんと「鰯」は「切れ味の悪い刀」のことでもあるみたい。一体全体、なぜそのような意味を持つに至ったのか、とても気になりますよね…。

ちなみに「鰯」は、日本で作られた漢字「国字」になります。「凩」や「裃」など面白いものが多いので、ぜひ調べてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「鰯」は「いわし」と読みます。

今後も面白くてためになる難読漢字クイズをたくさん出題していくので、楽しみにしていてくださいね!