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「蚌」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.6
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近年は「昆虫食」が発展し、スーパーなどでも「蟋蟀(こおろぎ)」を使った食べ物が販売されているのを見たことがある方もいるのではないでしょうか。「実はちょっと興味がある…」なんて方も多いと思います。

さて今回は、そんな「虫」にちなんで、「虫へん」の難読漢字「蚌」をご紹介。実は「貝」類の1つなんです!

「蚌」の読み方!

「え、虫じゃないの!?」

冒頭の文章を読んで、このように驚かれた方も多いはず。でも、実は「浅蜊(あさり)」や「蚫(あわび)」、「蝦(えび)」など、「虫へん」の漢字が使われているのに「虫」ではない…そんな生き物は結構います。

先述したように「蚌」は「貝」類です。その味の良さはもちろんのこと、「夫婦円満」の縁起物としても広く知られています。

これらのヒントから、なんとなく見当がついた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

それでは、正解を発表します。

正解は「はまぐり」でした!

「蚌」について

「はまぐり」は「蛤」という表記で知られているかと思います。そのため「蚌」を見ても、最初から読み方がわかった方は少なかったかもしれませんね。

それでは「蚌」について、辞書で調べてみましょう!

《「浜栗」の意という》マルスダレガイ科の二枚貝。内湾の砂泥地にすみ、殻は丸みのある三角形で、殻長8センチくらい。殻表は滑らかで、黄褐色に褐色や紫色の模様のあるものが多い。北海道南部より南に分布。養殖もされる。殻は貝細工・胡粉の材料。《季 春》

出典:『デジタル大辞泉』小学館

 

引用文にもあるように、「はまぐり」は元々「浜栗」の意味なんだそう。ちょっと変わった名前ですが、由来を聞くとその名もずばり! って感じですよね。

お吸い物や網焼きにすると絶品な「蚌」ですが、旬はまさに今の時期!ちょっとお高めですが、ぜひ食べてみてくださいね。

「蚌」はその他、「どぶがい」や「からすがい」と読むこともあります。

こちらはあまり馴染みのない方も多いかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「蚌」は「はまぐり」や「どぶがい」や「からすがい」と読みます。

「貝」類なのに「虫へん」がつくなんて、なんだか不思議ですよね。でも、ほかにもそんな変わった難読漢字はたくさんあるんですよ。今後もご紹介していきますので、楽しみにしていてくださいね!