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「墨魚」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.4.29
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私たちの食生活に欠かせない食材の1つである「魚(さかな)」。大きいものや小さいもの、赤身魚から白身魚、青魚など様々な種類がありますよね。

さて今回は、そんな「魚」に関する言葉の1つ「墨魚」をご紹介します。誰しもきっと食べたことがある、あの〝魚介類”のことですよ。

「墨魚」の正体は…?

冒頭の文章を読んで、お気づきになった方も多いはず。

そう! よく見るとわかるように、「魚」に関する言葉、そして“魚介類”と書いています。

実は「墨魚」は、「鮪(まぐろ)」や「鯛(たい)」などとは異なり「軟体動物門」に分類されているんです。そして「墨魚」と書く…いかがでしょう、なんとなくピンときませんか?

多くの方が、選択肢を2つまで絞れていると思います。パスタなどの味つけに、こちらの「墨」を使うことがありますよ…!

気になるその正体は…?

「いか」でした!

「墨魚」について

「墨」を吐く“魚介類”と考えれば、「墨魚」が「いか」の異名であることも納得ですよね。

ちなみに読み方は、シンプルに「ぼくぎょ」です。「墨」は「すみ」と読むことが多いですが、「墨汁(ぼくじゅう)」や「墨液(ぼくえき)」と読むこともあります。こちらを知っていた方ならば、とても簡単に読めたかもしれません。

ちなみに「いか」は漢字で「烏賊」と書きますが、これはその習性が元になっているそうです。

(2)イカは死んだふりをして水面に浮かんでいて、カラスがついばもうとするときこれを巻き取ることから「烏賊」の字が当てられると「和名抄」に見える。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「どうして魚介類なのに烏…?」と、疑問に思われていた方も多いと思います。これを機に、ぜひその表記の理由も覚えていってくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「墨魚」は「ぼくぎょ」と読み「いか」の異名となっています。

日常的に食べることも多い食材です。ぜひ家族やご友人にも教えてあげてくださいね!