「土用の丑の日」には「う」のつく食べ物「鰻(うなぎ)」を食べる方も多いはず。あま〜くコクのあるタレと絡んだその味わいはたまらないですよね…!
さて今回は、そんな「鰻」に関する難読漢字「鰻巻」をご紹介します。みなさんは、正しく読むことができますか?
なお、今回は読み仮名3文字で考えてみてください!
「鰻巻」の読み方!
「うなぎまき」と読みたくなる気持ちはとってもよくわかります…でも、残念!
先述したように、今回のルールは読み仮名3文字。「うなぎまき」では文字数を大幅にオーバーしてしまいます。
「鮪(まぐろ)」の赤身が主役の「鉄火巻」のように、字面から「鰻」の巻寿司を連想された方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実はそれも間違いです。なんとこちらには、海苔もお米もいっさい使いませんよ。使用するのは「鰻」、そして卵です。
なんとなく、イメージが湧いてきませんか…?
それでは、正解を発表します。
正解は「うまき」でした!
「鰻巻」について
「鰻の蒲焼(うなぎのかばやき)」や「鰻重(うなじゅう)」「鰻丼(うなどん)」など…。
「鰻」は「うなぎ」もしくは「うな」と読むことが多いですよね。そのため、「うまき」という読み方は、ノーヒントではなかなかたどり着けなかったかもしれません。
さて、「鰻巻(うまき)」は下記のような料理です。
〘名〙 鰻(うなぎ)のかば焼を芯にして巻いた卵焼き。
出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館
「鰻の蒲焼」はそのまま食べてもおいしいのに、卵焼きにしちゃうなんて…! イメージしただけで、思わずよだれが出ちゃいそうですよね。
「鰻巻」のほかにも、「鰻の蒲焼」を使った料理は色々あります。
定番どころでは「ひつまぶし」や「ちらし寿司」などがあります。きゅうりと和えた酢の物「鰻ざく(うざく)」は、夏にぴったりのおつまみです。ぜひ一度お試しあれ!
まとめ
いかがでしたか?
「鰻巻」は「うまき」と読みます。
今年の「土用の丑の日」は、「鰻の蒲焼」と「鰻重」だけでなく様々な「鰻」料理を楽しんでくださいね!