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「醤」は「しょう」「ジャン」以外になんと読む? 読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.24
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私たちの暮らしに欠かせない調味料の1つである「醤油(しょうゆ)」。料理の「さ(さとう)・し(しお)・す(す)・せ(せうゆ(しょうゆ))・そ(みそ)」の1つでもありますよね。また、コチュ醤(コチュジャン)やXO醤(エックスオージャン)などがあります。

上記のように「醤」は「しょう」や「ジャン」と読みますが、実はこのほかにも読み方があるんですよ。さて、いったいなんと読むかわかりますか?

「醤」の読み方!

「醤油」も「XO醤」もスーパーで普通に売っていますよね。そのため「醤」という漢字を見たことのある方はとても多いと思います。

しかし、まさか「しょう」と「ジャン」以外の読み方があるなんて、知らなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

読み仮名は同じく3文字ですが、かなり違いがありますよ。

頭文字は「ひ」!「ひ○○」、「醤」からはちょっと想像できない読み方ですよね。では、ここで大ヒント!

実は「○○」には、料理の「さ・し・す・せ・そ」の1つが入ります。「さとう」だと「ひさとう」になってしまうので不正解。もちろん「ひす」でもありません。

はたして、気になるその読み方は…?

「ひしお(ひしほ)」でした!

「醤」について

ヒントの調味料はもちろん「しお」。「みそ」と実質2択でしたが、みなさんは正解することができましたか?

さて、読み方を確認したところで、次は意味を調べてみましょう。いったい、「醤(ひしお)」とはなんなのでしょうか?

1 (醤)
㋐大豆と小麦で作った麹に食塩水をまぜて造る味噌に似た食品。なめ味噌にしたり調味料にしたりする。ひしお味噌。
㋑醤油のもろみの、しぼる前のもの。
出典:『デジタル大辞泉』小学館

 

どうやら「醤油」とはまた違ったものみたい! ご飯にのせたりお酒のおつまみにしたりする「なめ味噌」の原料はこちらだったんですね。

また、「ひしお」には「醢」という別表記がありますが、意味は大きく異なります。合わせて確認しておきましょう!

2 (醢)魚・鳥などの肉の塩漬け。肉びしお。
出典:『デジタル大辞泉』小学館

 

こちらの方が「ひしお」という読み方からイメージしやすい意味かもしれませんね。

読み方は同じでも、意味も漢字も大きく異なります。間違えてしまわないように、しっかりわけて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「醤」は「しょう」「ジャン」のほかに「ひしお」と読みます。

今後も様々な難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!