1. トップ
  2. 「鯱」は「しゃち」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

「鯱」は「しゃち」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.4.21
undefined

様々な映画の題材にもなっている「鮫(さめ)」。スゴく強いイメージがありますが、それを上回り海洋系における食物連鎖のトップに輝いているのは「鯱(しゃち)」なんだそうです。

さて、実はこの漢字には全く別の読み方があります。しかも、なんと3つもあるんです!

いったいなんと読むか、みなさんにはわかりますか…?

「鯱」の「しゃち」以外の読み方!

3つのうち、1つはすぐにわかった方も多いと思います。

身体は魚で頭は虎、お城の屋根などに飾られている、金色に輝く“アレ”、もちろんわかりますよね!

しかし、残る2つはそう簡単には読めないと思います。どちらも意味は同じですが、かなり変わった読み方をしますよ。

それぞれ6文字、4文字で考えてみてくださいね。

…いかがでしょう、見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「しゃちほこ」「しゃっちょこ」「さちほこ」でした!

「鯱」について

先述した金色に輝く“アレ”とはもちろん「しゃちほこ」のこと!中でも名古屋城の天守閣に飾られているものは有名ですよね。ちなみに、北側が雄で南側が雌なんだそうですよ。

「しゃちほこ」と読めた方は多そうですが、「しゃっちょこ」「さちほこ」と読めた方はほとんどいないと思います。前者は「しゃちほこ」が変化した語、後者はそのまま「しゃちほこ」を意味しているんだとか(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。

また、「しゃち」は「しゃちほこ」の略称でもあるんだそう。一方で、「しゃちほこ」は「しゃち」の別名でもあります。

まとめ

いかがでしたか?

「鯱」は「しゃち」以外に「しゃちほこ」「しゃっちょこ」「さちほこ」と読みます。

漢字の中には、時に「えっ、本当にそんな読み方をするの…!?」と驚いてしまうようなものもありますよ。今後も見つけられたらご紹介しますので、ぜひお楽しみに!