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「信天翁」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.5
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「信天翁」です。

いったいなにを表しているのか…見当がつかない方も多いはず。「翁」とありますが、「おじいさん」のことではありませんよ。

実はこちら、なんとある鳥のことなんです。さて、いったいその正体は…?

「信天翁」の読み方!

「信」は「しん」、「天」は「てん」、「翁」は「おう」…。

「さすがにしんてんおうなんて、単純な読み方はしないよね…?」そう思われたかもしれません。

でも、実はそれも大正解なんです! しかし、今回はもう1つ別の読み方も当てていただきます。

読み仮名は5文字で「〇〇〇どり」と読みます。なんでも、その歩き方にちなんで、その名がつけられたそうですよ。なお、「しんてんおう」はこちらの別名になります。

それでは、正解を発表!

正解は「あほうどり」でした。

「信天翁」について

「信天翁(あほうどり)」なんて、字面からではとても鳥の名前とは思えませんよね。ノーヒントでわかった方は、かなり少なかったと思います。

それでは「信天翁」について、詳しく調べてみましょう!

〘名〙 (陸上での歩き方が不器用で人を恐れないことからとも、簡単に捕えられるので名づけられたともいう)
① アホウドリ科の鳥の総称。大形の外洋性の海鳥で、イカなどを主食とする。南半球に一〇種、北太平洋に三種が分布。日本の近くで船から見られるのは白っぽいコアホウドリと全身黒色のクロアシアホウドリの二種である。(後略)

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

理由はあるみたいですが、それにしても「あほうどり」なんて…なんだかちょっと気の毒な名前ですよね。しかも「ばかどり」という異名もあるみたい…。もう少しよいものはなかったのでしょうか?

ちなみに、「信天翁」のように変わった名前の動物に「馬鹿貝(ばかがい)」という二枚貝がいます。こちらは「とると弱くて,死にやすく,殻をあけてこの足をだらりと出すので,これを馬鹿者が舌を出しているのに見たてて名づけられた」(出典:『世界大百科事典』平凡社)そうですが、やはりもう少しいい名前をつけてあげては…と思ってしまいますよね。

まとめ

いかがでしたか?

「信天翁」は「あほうどり」「しんてんおう」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!