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「蕪鮨」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.4.24
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日本が世界に誇る人気料理の1つ「鮨(寿司・すし)」。「鮪(まぐろ)」や「鯛(たい)」などの定番どころはもちろん、近年は肉寿司やカリフォルニアロールなど様々な変わり種もありますよね。

さて今回は、そんな「鮨」の中から「蕪鮨」をご紹介します。みなさんは、正しく読むことができますか?

「蕪鮨」の読み方!

「蕪」はお漬物やお吸い物の具材としてもおなじみの「かぶ」のこと。スーパーなどで、見かけたことのある方もいらっしゃると思います。

そして「鮨」は「すし」…とくれば、当然その読み方も「かぶすし」!

上記のように考えたかもしれませんが…残念ながら、不正解です。

実はこちら、読み仮名は5文字となっています。そして、その読み方は「かぶすし」にとても近いです。

少しだけひねりを入れてみてくださいね。きっと正解にたどり着けるはずですよ。

気になるその読み方は…?

「かぶらずし」でした!

「蕪鮨」について

「かぶすし」ではなく「かぶらずし」。「す」に濁点がつき、「かぶ」と「ずし」の間に「ら」が入っています。

その読み方を聞いた後では、「な〜んだ、簡単じゃん!」と思われた方も多いかもしれません。でも、意外と正解にたどり着けた方は少ないのではないでしょうか。

ちなみに「蕪鮨(かぶらずし)」は、石川県の名物料理なんですよ。

〘名〙なれ鮨の一種。塩漬けにした蕪(かぶ)の輪切りに塩漬けの鰤(ぶり)の切り身を挟み、飯と麹(こうじ)で漬けて発酵させたもの。石川県の名物。《季・冬》

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

全国的によく食べられているのは「握り鮨」、もしくは「巻き鮨」だと思います。もしくは「押し鮨」でしょうか。

「蕪鮨」は、それらのどれとも異なる「なれ鮨」です。「蕪鮨」は食べたことがなくても、「鮒鮨(ふなずし)」なら食べたことがある、そのような方も多いと思います。

独特な味わいですが、好きな人にはたまらないみたい。ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしたか?

「蕪鮨」は「かぶらずし」と読みます。

地域の名物料理には、このように読めそうで読めない、変わった名称のものもあるんですよ。今後もご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!