「コンビニライターも驚き…！」【100円ローソン】“216円弁当”のこだわりがとにかく凄かった！

ローソンストア100が誇る大ヒットシリーズ「だけ弁当」。今年3月には第3弾となる「のり磯辺揚弁当」（税込216円）も登場し、ついに累計194万食を突破したそうです。

そんな人気シリーズから、6月29日に待望の第4弾が新発売されました。そこで今回は、発案者や開発部のこだわりが詰まった一品を、実際に食べた感想をレポートします。

こちらが、「だけ弁当」シリーズ第4弾となる「白身フライ弁当」（税込216円）です。

その名の通り、メインに採用されたのは白身フライ。発案者の林弘昭氏によると、「肉（ウインナー）・肉（ミートボール）・ちくわと来たので、次は「魚」にしようと考えました。」とのことです。

パッケージの記載通り、500Wで1分30秒加熱したものがこちら。

ごはんと横に並ぶように、白身フライとタルタルソースが配置されています。実は、これもこだわりの1つなんだとか。

インパクトを重視し、カットしない状態で入れるため、従来の「だけ弁当」シリーズとは異なる横向きのお弁当にしたそうです。それにより、タルタルソースもたっぷりかけることができたそうですよ。

実は「白身フライ弁当」のごはんには「ごま塩」がかけられています。

「それがどうしたの？」と思われたかもしれませんが、今までのローソンストア100のお弁当のご飯に振るのは「ごま」が使われていたんだそう。「ごま塩」は、商品部に「おにぎりにしか使わない」と言われていましたが、林氏のこだわりで採用に至ったそうです。

きつね色に揚がった白身フライは油っぽさも少なく、電子レンジ調理ですがサクッとした食感も楽しめます。中に入った白身は噛むとほろっとほどけ、素材の旨みが口の中に広がっていきました。

タルタルソースと組み合わさることで、酸味とコクが加わりいっそう旨みがアップ。よりごはんが進む味わいになりますよ。これなら、タルタルソースだけでもごはんが食べられそうです…！

また、ごはんのみで味わってみたところ、じんわり塩気を感じることができました。

たしかに、同シリーズの「ウインナー弁当」や「ミートボール弁当」に比べると「白身フライ弁当」は、ややおかずの主張がひかえめだったかもしれません。216円（税込）にもかかわらず、本当に細かいところまでこだわられていて驚きです…！

「白身フライ弁当」と同日に販売が開始されたのが、こちらの「ウインナーおにぎり」（税込108円）。「だけ弁当」シリーズの第1弾である「ウインナー弁当」の発売1周年を記念して、数量限定で発売されました。

「ウインナー弁当」と同じウインナーをドーン！と1本、ケチャップ味のチキンライス風に仕上げたごはんにトッピングした一品。こちらも「だけ弁当」シリーズに負けず劣らず、シンプルかつインパクトのある姿をしています。

チキンライスはややあっさりとした味わい。トマトケチャップの酸味がほのかに香る食べやすい仕上がりで、甘さはそれほど感じません。

ウインナーは皮はパリッと軽く、噛むとじんわり肉汁が口の中に広がります。低価格ながら燻製ならではのスモーキーな香りも感じられ、予想を上回るおいしさです。

「ウインナーおにぎり」の場合、ケチャップはごはんの味付けに使用されていましたが、「ウインナー弁当」はウインナーに直接かけられているためか、より味が濃いように感じました。

前者はおにぎりとしてバランスが良いように、後者はごはんのおかずとして真価を発揮するように、それぞれ調整された結果かもしれません。

ローソンストア100によれば、「だけ弁当」シリーズにはまだまだいくつも構想があるとのこと。はたして、次はどのような変わり種を世に送り出してくれるのでしょうか？今後も目が離せませんね。

参考：ローソンストア100公式ホームページ

筆者：松本陸杜／ライター

カルチャー系メディアを中心に活躍するフリーライター。ジャンル問わずさまざまなコンテンツを執筆している。なかでも食レポに関するワーディングに定評がある。週5日はコンビニに通う、コンビニ情報通。戦略を考えながら対戦するカードゲームが好き。