1. トップ
  2. 「苦辛ぽい」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

「苦辛ぽい」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.5
undefined

「苦いもの」と言えば青汁やグレープフルーツ、「辛いもの」と言えば「唐辛子」や「麻婆豆腐」などなど。味や風味などを聞かれた際、みなさんにもパッと連想する食べものがあると思います。

さて、実は上記の「苦」と「辛」が組み合わさった言葉に「苦辛ぽい」があることはご存知でしょうか? さぁ、正しく読んでみてください!

「苦辛ぽい」の読み方!

「苦」と「辛」、それぞれの読み方から「にがからぽい」と読みたくなるものの、残念ながら不正解です。ちなみに、読み仮名は送り仮名を含めて6文字になります。

日常で使うこともある言葉ではあるものの、漢字表記を見たことのある方はほとんどいないはず。そのため、ノーヒントで正解にたどり着ける方は少ないと思います。

そこで、この言葉を使った例文をご紹介! 下記を手がかりに考えてみてくださいね。

「ごほっ、ごほっ」「どうしたの?」「う〜ん、昨日からのどがちょっと苦辛ぽいんだ…」

どうやら、のどの調子が悪いみたいですね…。

それでは、正解を発表します。

正解は「いがらっぽい」でした!

「苦辛ぽい」について

まさかこのように読むなんて、びっくりされた方も多いと思います。

それでは、「苦辛ぽい(いがらっぽい)」はどのような意味なのか。あらためて辞書で確認しておきましょう!

〘形口〙 あくが強く、のどがひりひりするさま。いがらい。えがらっぽい。えがらい。えぐい。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「あく(灰汁)」が強い野菜と言えば、旬の味覚の1つ「筍(たけのこ)」が挙げられますよね。下処理をしないと、そのおいしさを十分に堪能できないかもしれません。

ぬかやお米のとぎ汁と一緒に煮込むなど、「灰汁抜き」には様々な方法があります。しっかり下処理をして、食べたら「苦辛ぽかった…」なんて悲劇が起こらないようにしましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「苦辛ぽい」は「いがらっぽい」と読みます。

この時期は「筍」を食べる方も多いはず。もし食卓にのぼったら、ご家族にも豆知識として「苦辛ぽい」を教えてあげてくださいね!