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「酢辛」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.16
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トムヤムクンや酸辣湯麺(スーラータンメン)など、「酸っぱ辛い」味の食べ物ってクセになりますよね! ミートソースにはタバスコを絶対にかける、なんて方もいらっしゃると思います。

さて今回は、そんな「酸」と「辛」を組み合わせた言葉「酸辛」をご紹介。みなさんは、正しく読むことができますか?

「酢辛」の読み方!

「すっぱからい」と読みたくなりますが、もちろんそのようには読めません。冒頭にもある通り「酸っぱ辛い」と書きます。

「すから」「さんから」「さんしん」など…多くの方は、このような読み方を想像しているかもしれません。でも、実は全然違います!

「酸辛」の読み仮名はなんと5文字です。1文字目は「す」ですが、残る4文字はかなり意外なんですよ…!

それでは、正解を発表します。

正解は「すはじかみ」でした!

「酢辛」について

まさか「酸辛」と書いて「すはじかみ」と読むなんて、想像もできませんよね!

ちなみに「酢薑」、もしくは「酢姜」とも書きます。「姜」、この漢字をどこかで見かけたことのある方も多いはず。それでは、意味を確認してみましょう!

[1] 〘名〙 酢に浸した生薑(しょうが)。生薑の酢漬。〔日葡辞書(1603‐04)〕
[2] 狂言。各流。酢売りとはじかみ売りが商人司(あきんどづかさ)を決めようとし、系図を比べるが優劣がつかず、互いの商売物によそえて洒落(しゃれ)を言い合うがこれも決まらず、結局いっしょに商売することになる。「天正本狂言」で「酢辛皮(すからかわ)」。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

そう! 「姜」は「生姜・生薑(しょうが)」に含まれている漢字です。ちなみに「薑(はじかみ)」は「しょうが」の古名になります。

それさえわかれば、「酸薑」や「酸姜」が「生薑の酢漬」を意味するのも納得ですよね。でも、どうして「酸辛」とも書くのでしょうか…?

寿司のお供に「生薑の酢漬」(ガリ)は欠かせませんよね。もしご家族やご友人と一緒に食べることがあれば、「酸辛」という名称があることを教えてあげてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「酸辛」は「すはじかみ」と読みます。

よく見かける漢字でも、組み合わさることで意外な読み方をすることもありますよ。今後もご紹介していきますので、楽しみにしていてくださいね!