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「和う」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.15
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「和食(わしょく)」や「平和(へいわ)」など、「和」は「わ」と読むことが多いですよね。

また、「白和え(しらあえ)」や「胡麻和え(ごまあえ)」など「和え(あえ)」「和える(あえる)」と読むこともあると思います。

しかし、実はほかにも読み方があるんですよ。今回は、「和う」がいったいなんと読むか当ててみてください!

「和う」の読み方!

「わう」や「あう」と読みたくなりますが、今回は残念ながら不正解。読み仮名は、送り仮名を含めて4文字になります。

かなり意外な読み方をするので、多くの方はノーヒントではわからないかもしれません。

しかし、この言葉には別表記があります。そちらは、きっと見た瞬間に読むことができるはずですよ…!

それでは、「和う」の別表記をご紹介します。それは…「甘なう」です!

いかがでしょう、これで読み方がわかったのではないでしょうか?

そう、正解は「あまなう」でした!

「和う」について

「和う」は読めなくても「甘なう」なら読めた、そのような方は多いと思います。

しかし、読み方がわかっても意味はちょっと謎ですよね。早速、辞書で調べてみましょう!

[1] 〘自ハ四〙 (「なう」は、ある事を行なう、ある状態にするの意の接尾語)
① (和らぐ状態になるのをいうか) 和合する。和解する。仲よくする。また、同意する。
② そのことに甘んずる。満足する。
[2] 〘他ハ四〙
① それをよしとする。
(イ) 甘んじて受け入れる。甘受する。
(ロ) うまいとして飲食する。
② (言い方などを)柔らかくする。甘くする。へつらう。
[3] 〘他ハ下二〙 和合させる。仲よくさせる。同意させる。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

たとえば「友達と和う(仲よくする)」や「ご飯を和う(うまいとして飲食する)」などで使うことができます。

ちなみに、「和う」は接尾辞「なう」がついていますが、ほかにも同じタイプの言葉に「商う(あきなう)」や「荷なう(になう)」がありますよ。

「和」のちょっと変わった読み方とともに、合わせて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「和う」は「あまなう」と読みます。

今後も、よく見慣れた漢字のちょっと変わった読み方をどしどし出題していく予定です。ぜひお楽しみに!