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「左見右見」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.17
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「横断歩道を渡るときは、右を見て左を見て…」なんて言いますよね。信号が青になっていたとしても、絶対に車が止まってくれるという保証はないもの。自分の身を守るためにも、安全確認はしっかり行いたいところです。

さて、 ここで問題です。実は上記のフレーズをそのまま縮めたような言葉「左見右見」があるってご存知ですか? 実はこちら、かなり読むことが難しいんですよ。

いったいなんと読むか、ぜひ当ててみてください!

「左見右見」の読み方!

「ひだりみみぎみ…?」と、素直にそのまま繋げて読んでしまった方はいませんか?

実はなんと…!いえ、もちろん不正解。さすがにそこまで簡単ではありませんよ。

読み仮名は5文字で「〇み〇〇み」になります。しかし「さみみぎみ」とも読みません。ふだん「左」は「ひだり」か「さ」、「右」は「みぎ」か「う」と読んでいると思いますが、今回は全て当てはまりません!

はたして、気になるその読み方は…?

「とみこうみ」でした!

「左見右見」について

「左見右見」と書いて「とみこうみ」と読む…正解を知らなければ、ほとんど読むことはできなかったと思います。

しかし、意味はいたって簡単です。「左見右見」から簡単に想像できるはずですよ。

…はい!それでは、辞書で意味を確認してみましょう。

〘名〙あちらを見たり、こちらを見たりするさま。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

まさに字面通りの意味といった感じですよね!

ちなみに「左」には、ほかにも変わった読み方として「ひだん」があります。また「右」には「みぎり」という読み方があるんだそう。これは「左(ひだり)」の語形に合わせたもの、または「にぎり」が変化した「みぎ」の古い語形という説があるそうです。

横断歩道を渡る際は「右を見て左を見る」ことはとっても大切ですが、授業中に「左見右見」することはもちろんNG。時と場合をしっかりわきまえましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「左見右見」は「とみこうみ」と読みます。

ちょっと変わった言葉ですが、この機会にぜひ覚えていってくださいね!

 

※参考文献:『精選版 日本国語大辞典』小学館