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「素地」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.24
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「元素(げんそ)」や「簡素(かんそ)」など、日常で目にする機会も多い漢字である「素」。「そ」と読むことが多いですが、実は「地」と組み合わさることで意外な読み方をします。

はたして「素地」はなんと読むのでしょうか?

なお、今回は「素」を「そ」と読まない読み方を当ててみてください!

「素地」の読み方!

「そち」や「そじ」とも読みますが、今回は「素」を「そ」と読まないという条件があるため不正解です。

「地」は「じ」と読みます。そのため、カギとなるのは「素」をなんと読むかにありますよ。なお、読み仮名は2文字です。

それでは、ここで大ヒント。 「素地」の別表記は「生地」です!

もう答えは分かりましたね?

正解は「きじ」でした!

「素地」について

答えを聞くと簡単に思えますが、ノーヒントではちょっと思いつかない読み方かもしれませんね。ちなみに「素」には「す」や「もと」という読み方もあります。

なお、3種類のうち「木地」は意味が異なります。今回は、「生地」と「素地(きじ)」の読み方を確認しておきましょう!

[二] (生地・素地。古くは「木地」とも書いた)
① 手を加えない自然のままの性質、状態。生まれつきの性質。もともとの性質、状態。素質。
② はじめの段階。基本。根底。
③ 化粧をしていない顔。素顔。
④ 織物の地質。染色あるいは仕立てるなど、加工を施していない状態にある時の織物。
⑤ =きじつち(生地土)
⑥ 陶磁器の焼成をする過程で各工程の素材となるもの。焼上品に対する生素地や、上絵付品に対する白素地など。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

一口に「素地」と言っても、こんなにたくさんの意味があるんですね! ちなみにパンやうどんの「生地」も「素地」と書くことができるんです。

また「素」には、ほかにも変わった読み方として「すっ」があります。「いったいどんなときに使うの…?」と疑問に思われるかもしれませんが、「すっとんきょう」や「すっとぶ」の「すっ」のことなんですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「素地」は「そじ」や「そち」のほかに「きじ」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!