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「烏漆」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.8.8
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「鸚哥(いんこ)」や「子規(ほととぎす)」など、鳥に関する難読漢字はたくさんあります。

さて今回は、鳥の仲間である「烏(からす)」を含んだ難読漢字「烏漆」をご紹介します。みなさんは、正しく読むことができますか?

「烏漆」の読み方!

シンプルに「からすうるし」と読みたくなりますが、残念ながら不正解。実は、読み仮名はたったの3文字なんです。

しかし、もちろん「からす」や「うるし」と読むわけではありません。2つの漢字には、実は異なる読み方が存在します。

ヒントですが、「烏」の読み仮名は1文字、そして「漆」の読み仮名は2文字です。例えば「烏骨鶏」の「烏」と同じ読み方をします。

いかがでしょう、読み方の検討はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「うしつ」でした!

「烏漆」について

ヒントの「烏骨鶏」は「うこっけい」と読みます。高級な鶏として有名ですよね。実物を見たことのない方は驚くかもしれませんが、本当に真っ黒な見た目をしているんですよ。

さて、それでは「烏漆」とはどのような意味なのでしょうか?

〘名〙 烏の羽毛のように黒く、光沢を帯びたうるし塗り。黒漆(くろうるし)。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「烏骨鶏」同様に「烏」も黒い見た目をしていますが、「烏漆」の意味は、まさに読んで字のごとくといった感じですよね。意外と覚えやすそうです…!

ちなみに「烏」を使った難読漢字には、ほかに「烏賊(いか)」もあります。なぜこのように書くかご存知ですか?

正解は「イカは死んだふりをして水面に浮かんでいて、カラスがついばもうとするときこれを巻き取ることから」なんだそう(出典:『精選版 日本国語大辞典』/小学館)。この機会に覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「烏漆」は「うしつ」と読みます。

今後も鳥だけでなく、様々なジャンルの難読漢字を出題していきますよ。楽しみにしていてくださいね!