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「どう違う?」そのまま食べる『0秒チキンラーメン』を実食。気になる通常版との違いとは

  • 2022.4.19

長きにわたり愛される、日清食品の大人気インスタント袋めん「チキンラーメン」。1度は食べたことがあるという方がほとんどだと思います。

湯を注いで3分待つだけで手軽に食べられるのが魅力ですが…実は現在、“湯をかけてはいけない新作”が販売されていることはご存知でしょうか?

まさかの“湯かけ禁止”!?異色の新作が登場

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それが、こちらの「0秒チキンラーメン」。その名の通り、湯をかけずに袋を開けてから0秒で食べられる「チキンラーメン」です。

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パッケージはおなじみのキャラクターがイメージされたもの。“そのままかじる用” “湯かけ禁止(おいしくないよ)”など、従来の「チキンラーメン」ではあり得ない文言が並んでいます。

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せっかくなので、今回は通常の「チキンラーメン」と比較してみます。はたして、味にどれほどの違いがあるのでしょうか?

カロリーや成分にも違いが

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食べる前にパッケージの裏面を見たところ、意外な違いを発見しました。

「チキンラーメン」の内容量は85g、カロリーは377kcalですが…。

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「0秒チキンラーメン」の内容量は75g、カロリーは362kcalと、少しだけ低いことがわかります。また、砂糖やチキンエキスなど原材料の配分も違う様子。単に味を薄くしただけでなく、細かな調整がされていることがわかります。

やや色が薄い

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開封し、2つを並べてみました。向かって左が「チキンラーメン」、右が「0秒チキンラーメン」になります。

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どちらもおなじみの「たまごポケット」があり、形に違いはないものの、明らかに「0秒チキンラーメン」の方が色が薄いです。味が薄くなった分色も薄くなっている、といったところでしょうか。

確かに“そのまま”がおいしい

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まずは元の味を確かめるため「チキンラーメン」から食べてみました。湯を注がずに食べたことのある方も多いと思います。

そのまま食べるとやはりしょっぱく、舌に強い塩味が残りました。しかし、パリポリと軽い食感と相まって、ついついもう少し、もう少し…と食べ進めたくなります。

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一方で「0秒チキンラーメン」は、「あっさりうす味」とある通り、元に比べてかなり塩味が抑えられています。パリポリとした食感は健在で、まさに揚げ麺風のお菓子といった感じです。

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公式からは禁止されているものの、好奇心に敗北し、湯をかけたものも食べてみることにしました。400ml程度の湯を注ぎ、3分間待ちます。

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出来上がったものを食べてみたところ、味はかなり薄め。しかし、なんだか優しい味わいで、お酒を飲んだあととかにいいかも…と思ってしまいました。

湯の量を調整すれば、よりおいしくなりそうです。ただ、そもそも湯を入れて食べるなら、普通の「チキンラーメン」を購入するべきと言えるかもしれませんね…。

お菓子になった「チキンラーメン」

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名称も「即席袋めん」から「味付油揚げめん」に変更されており、イメージとしては“お菓子になった「チキンラーメン」”がフィットしそうです。ぜひ通常版と食べ比べてみてはいかがでしょうか?

筆者:松本陸杜/ライター