1. トップ
  2. 「亀む」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

「亀む」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.4.12
undefined

「海亀(うみがめ)」や「緑亀(みどりがめ)」など、「亀(かめ)」にはたくさんの種類がいますよね。「浦島太郎」のように、「亀」の背中に乗って竜宮城へ行ってみたい…なんて思ったことはありませんか?

さて今回は、そんな「亀」に関する難読漢字「亀む」をご紹介します。みなさんは、こちらを正しく読むことはできますか?

「亀む」の読み方!

「亀」は先述したように「かめ」と、訓読みをするのが一般的ですよね。そのため、今回の「亀む」のような訓読みがあることは、知らなかった方がほとんどかと思います。

読み仮名は送り仮名を含めて3文字で、基本的に別の漢字で表記することが多い言葉かもしれません。

ここでヒント!なにか物を落としてしまった時、みなさんはどのような行動をするでしょうか。おそらくほとんどの場合、それを放置せずに身体を「○○めて」拾い上げると思います。

そう!これでわかったという方も多いはず。正解は「かがむ」でした!

「亀む」について

「かがむ」は「亀む」ではなく、基本的に「屈む」と書くことが一般的ですよね。なお、ヒントの「○○めて」はもちろん「かがめて」です。

なお、辞書的な意味は下記の通りとなっています。

[1] 〘自マ五(四)〙 (古く「かかむ」とも)
① 折れ曲がる。多く、腰、手、足、指など体の部分についていう。また、身を低くしてしゃがむ。うずくまる。あるいは、縮む。こごむ。
② 人目を忍んでうずくまり隠れる。物陰などに潜む。
③ (亀) =かがまる(屈)②
[2] 〘他マ下二〙 ⇒かがめる(屈)
[3] 〘他マ五(四)〙 =かがめる(屈)

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

基本的に①の意味で用いられることが多そうです。たとえば、小学校の体育の時間でおなじみの「屈伸(くっしん)」や、体力テストの項目の1つである「長座体前屈(ちょうざたいぜんくつ)」などです。

一方で、②の意味があることは、「亀む」という表記と同様に、多くの方が知らなかったと思います。たしかに「かがむ」動作は物陰に隠れるようにも見えますよね。

まとめ

いかがでしたか?

「亀む」は「かがむ」と読みます。

「亀」という漢字に、実は意外な訓読みが潜んでいたとは…。今後も色んな難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!