「極ずる」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は…？

「極限（きょくげん）」や「極上（ごくじょう）」など、様々な言葉に含まれている漢字「極」に、実は訓読みがあることはご存知でしょうか？

そう！ 今回の難読漢字クイズは、ズバリ「極」の訓読み「極ずる」を当てていただきます。はたして、なんと読むのでしょうか…？

「極ずる」の読み方！

もちろん「きょくずる」や「ごくずる」とは読みません！ こちらは難読漢字クイズなので、そう簡単に読むことはできませんよ。

読み仮名は4文字で、別表記に「困ずる」があります。ただ、これだけでは正解にたどり着くのは難しいかもしれません。

ここで大ヒント！「極ずる」の意味の1つは「高ずる」と共通しています。そして、読み方も同じです。これなら、ほとんどの方が読めたはず…！

それでは、正解を発表します。

正解は「こうずる」でした！

「極ずる」について

まさか「極」に、このような訓読みがあったなんて…。驚かれた方も多いと思います。

ちなみに、意味も「極ずる（こうずる）」という字面からは想像できないものになっているんです。辞書で確認してみましょう！

① 疲れる。体が弱る。病気が重くなる。
② 困る。悩む。
③ ⇒こうずる（高）

出典：『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

①も②も、「極」とはちょっと結びつかない意味ですよね。いったい、どうして「こうずる」を「極ずる」と表記するようになったんでしょう…？

なお③の意味は、下記の通りとなっています。併せて覚えておきましょう！

① 程度がひどくなる。はなはだしくなる。つのる。ふつう、よくないことがらについていう。
② 病気がひどくなる。病勢が悪化する。→極(こう)ずる。

出典：『精選版 日本国語大辞典』小学館

まとめ

いかがでしたか？

「極ずる」は「こうずる」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね！