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《例文》退職の菓子折りと共にお礼のメッセージを。上司・同僚・後輩に送る言葉たち

  • 2022.3.17

退職の菓子折りと共に贈るメッセージ例文集

退職の際、菓子折りをお世話になった方々へ感謝の意を込めて贈る方も多いでしょう。菓子折りだけでも気持ちは伝わりますが、メッセージを贈ればより感謝が伝わりやすくなります。

本記事では退職の菓子折りと共に贈るメッセージの例文を上司・同僚・後輩にわけてご紹介。例文の前に確認しておきたいポイントもご紹介していますので、ご参考ください。

菓子折りにメッセージをつける時のポイント

菓子折りにメッセージをつける時のポイント
出典:https://www.pexels.com(外部リンク)菓子折りにメッセージをつける時のポイント

退職の菓子折りと共にメッセージを贈る場合に意識したいポイントが大きく分けて4つあります。主に、「内容の簡潔さ」「気遣い」「感謝の意」「メッセージを贈るタイミング」です。

これらを意識せずに適当な言葉を贈ってしまうと、せっかく菓子折りを用意しても後味の悪い退職になりかねません。そうならないためにも、まずはメッセージを贈る際のポイントを確認しておきましょう。

そもそも退職の菓子折りにメッセージは必要か

結論からいいますと退職時に菓子折りを贈る場合には強制ではありませんが、できれば一緒に贈った方が好ましいです。退職の菓子折り自体強制ではなく気持ちで贈るため添えるメッセージも同様となります。

なので退職時の菓子折りやメッセージを贈らなければ、マナー違反ということではありません。しかし、円満退社を望む場合には菓子折りと共にメッセージを贈る方が好ましいです。

退職の菓子折りとメッセージを贈るタイミング

一般的に退職の菓子折りとメッセージを贈るタイミングは出社最終日です。業務中に配るのは避け、休憩中や就業後の時間を活用しましょう。もちろん退職する際に挨拶する場を設けてもらえる場合は、そのタイミングで贈る方がスムーズです。

また、不在の方へ贈る場合にはデスクの上に置いておくのもかまいません。その際には退社の日付と自分の名前をメッセージに添えておきましょう。

菓子折りにつけるメッセージ内容は簡潔に

これまでお世話になった会社関係者へ、退職の菓子折りを贈る際に添えるメッセージは、できるだけ簡潔にまとめましょう。まず、話を盛り込みすぎてしまうと重要な言葉が薄れてしまうためです。

次に、退職の菓子折りと共にメッセージを贈る際は手紙やカードなどスタイルが変わりますよね。付箋やカードだと文字数が限られるため、できるだけ簡潔にまとめる必要があります。

短いメッセージの中にも気遣いの言葉を

退職の菓子折りに添える短いメッセージを書く際、できれば体を労わる言葉などを加えましょう。例えば、体を労わる言葉やこれからの発展を願う言葉などが一般的です。

ここで注意したいのが表現の重複。例を挙げるなら「お体ご自愛ください」という文章は言葉の意味が重複しているため使いません。体を労わる言葉なら「お体おいといください」「どうかご自愛ください」などを使います。

退職時に忘れてはいけない感謝の言葉

「ありがとう」の気持ちを退職の菓子折りと共にメッセージを贈る際は必ず入れましょう。当たり前に感じますが、書くことがまとまらず忘れてしまったり、遠回しの表現で伝わらなかったりするケースも考えられます。

そのため、感謝の言葉はストレートに表現する方が好ましいです。退職の菓子折りと共に普段は伝えられなかった想いを伝えましょう。

退職の菓子折りに添えたい時の例文《上司》

退職の菓子折りに添えたい時の例文《上司》
出典:https://www.pexels.com(外部リンク)退職の菓子折りに添えたい時の例文《上司》

ここからは、退職の菓子折りと共に上司へ贈るメッセージをご紹介します。これまで指導やアドバイスなど仕事に関するノウハウを教えてくれた上司。退職すると会うことも難しくなるので、お世話になった上司へ感謝の気持ちを伝えましょう。

退職の菓子折りに添えるメッセージは上司との関係性や贈るスタイルによって内容も多少変わるので例文をご参考ください。

お世話になった上司へ感謝のメッセージ例文

例文:〇年間大変お世話になりました。部長のもとで過ごした日々と経験は、私にとって大きな糧です。ご指導いただいたことを今後の人生に活かし、夢を実現させたいと思います。くれぐれもお体を大切にお過ごしください。

例文では、日々を思い出す文章になっています。上司がいたからこそ経験でき、成長できたことに感謝する例文です。菓子折りと共に贈れば、きっと喜んでくれますよ。

上司との思い出を書いたメッセージ例文

例文:これまで大変お世話になりました。私が長らく苦手としていたことも、部長は最後まで熱心に教えてくださいました。そのおかげで今回新たなチャレンジに踏み切るチャンスを頂いたと思っています。本当にありがとうございました。

○○部長もこれからお忙しくなると思いますが、どうぞお体を大切になさってください。

例文よりも具体的な思い出を言葉にすると貰った時に喜んでくれますよ。

大和言葉を使ったメッセージ例文

例文:○月〇日をもって退職することとなりました。本当にお世話になりました。部長にご指導いただいたことは私の財産です。これからますます忙しくなると思いますが、どうかお体おいといください。

ここで使われる「厭う」は大事にするという意味です。やわらかな響きの大和言葉「おいといください」を使うと品のある文章になりますよ。退職の菓子折りに添える上司への文章にピッタリです。

退職日に不在の上司へのメッセージ例文

例文:○○部長、今日まで大変お世話になりました。退職最終日に挨拶をさせて頂きたかったのですが、急な出張ということで、また日を改めて挨拶させていただきます。お体にお気をつけてお過ごしください。

退職最終日に上司が不在、ということも考えられます。その際はひとまず簡単なメッセージを残しておくほうが無難です。後日、改めて菓子折りと共に挨拶するといいでしょう。

カードなどに書く上司への一言メッセージ例文

例文:〇年間、大変お世話になりました。これまでご指導いただきありがとうございました。

退職の菓子折りにカードや付箋をつける際は例文のように、短い言葉で簡潔に書いた方が見栄えもいいです。また、相手と自分の名前を書くスペースも忘れずにしましょう。付箋に書く場合は飾りをつけたり可愛く切り抜いたりするなど工夫した方がおしゃれになります。

退職の菓子折りに添えたい時の例文《同僚》

退職の菓子折りに添えたい時の例文《同僚》
出典:https://www.pexels.com(外部リンク)退職の菓子折りに添えたい時の例文《同僚》

難解な壁を共に乗り越えてきた同僚。同僚というのは、他とは比べられないある種の絆が生まれますよね。退職の際、これまでの感謝を込めたメッセージを菓子折りに添えませんか。

一方で、戦友だけではなく面識のない同僚もいるかもしれません。ここでも、同僚との関係性やメッセージを贈るスタイルによって例文をご紹介しています。菓子折りと共に贈るメッセージの参考にお役立てください。

戦友へ贈る想いが詰まったメッセージ例文

例文:○○さん、今日まで大変お世話になりました。入社から△年間、一緒に仕事ができて本当に嬉しかったです。活躍を見ては、私も頑張らなくちゃと刺激を受けていました。違う道を歩むけれど、これからのご活躍を応援しています。

これまで共に戦ってきた戦友ともいえる同僚へは、これまでの感謝とエールを贈りましょう。退職の菓子折りと一緒に言葉を贈れば、きっと気持ちが伝わります。

仲のいい同僚へ贈るラフなメッセージ例文

例文:明るくて気配りのできる○○さんと一緒に仕事ができて、毎日楽しく働くことができたよ。悩みを聞いてくれたその日から、なんだか視界が開けてきた感じがする。○○さんらしく、これからも頑張ってね。本当にありがとう。

贈る相手との詳しいエピソードをメッセージに盛り込むと、より言葉に深みが出ます。苦楽を共にした仲のいい同僚へ、ストレートな感謝の言葉を贈りましょう。

面識が少ない同僚へのメッセージ例文

例文:○○さん、大変お世話になりました。仕事をご一緒する機会は少なかったですが、○○さんの聡明さには学ぶものがありました。ささやかですが召し上がってください。

面識が少ない同僚へのメッセージは、あえて触れなくてもいいでしょう。その方のいい噂やいい印象がある場合には「仕事をご一緒する機会は少なかったですが、」と続けると印象がよくなります。

複数の同僚へ贈る短めのメッセージ例文

例文:在職中は大変お世話になり、本当にありがとうございました。皆様も体に気をつけてお過ごしください。

同僚全員へ退職の菓子折りとメッセージを贈る場合には例文のようにお礼と気遣いの言葉を簡潔に記す方がいいでしょう。また、誰から贈られたか一目でわかるように複数名に贈る場合は自分の名前を必ず最後に書いておきましょう。

カードなどに書く同僚への一言メッセージ例文

例文:○○部の皆と一緒に仕事ができて私は幸せ者です。ありがとうございました!

同僚へのメッセージには例文のように堅くなりすぎずに書いた方が気持ちが伝わります。そこにイラストや吹き出しなどの工夫を追加すれば、より喜んでもらえるでしょう。美味しい菓子折りと気遣いのメッセージで円満な退職にしたいですね。

退職の菓子折りに添えたい時の例文《後輩》

退職の菓子折りに添えたい時の例文《後輩》
出典:https://www.pexels.com(外部リンク)退職の菓子折りに添えたい時の例文《後輩》

上司や同僚とはまた違う、後輩へ対する想い。仕事をするうえで嬉しいことも悩むことも、お互いあったでしょう。その時を超えて立派に成長した後輩へ先輩として、一人の人間としてメッセージを贈りましょう。

退職時には美味しい菓子折りと共に感謝のメッセージを贈れば、きっと後輩も喜んでくれますよ。

仲のいい後輩へ想いを託すメッセージ礼文

例文:気配り上手でいつも場を和ませてくれた○○さん。本当にありがとう。職場の雰囲気が悪くなっても、あなたが居てくれたおかげで乗り越えることができました。それは特別な能力です。これからも頑張ってね。

相手のいい面を言葉にして贈るといいでしょう。自分では自分のいい面が見つけづらいものです。退職後も大きく成長していけるよう退職の菓子折りと共に言葉を贈りましょう。

なるべくラフに書きたい時のメッセージ礼文

例文:短い間だったけど、今日までありがとう!いつも何かあったら助けてくれたね。これから大変なことも経験するだろうけど、○○さんならきっと大丈夫だよ。落ち着いたら、また飲みに行こう!

ラフに書く場合でも適当に言葉を並べていると思われないように内容を吟味する必要があります。共通の趣味や話題があればその話に触れ、退職の菓子折りと共に贈ってみてはいかがでしょう。

パートやバイトの方へのメッセージ礼文

例文:短い間でしたがありがとうございました。○○さんの元気な姿に何度助けられました。パート(バイト)の垣根を超え、取り組んでくださったこと、嬉しく思っています。くれぐれもお体に気をつけください。

パートの方などへ向けて退職の菓子折りに言葉を贈るなら、ラフ過ぎない内容がいいでしょう。親しい仲であれば問題ありませんが、年齢などに合わせて臨機応変に変えた方が無難です。

カードなどに書く後輩への一言メッセージ礼文

例文:○○さんと働けて、毎日充実した日々が送れました。本当にありがとう!

上司や同僚と同様に、後輩が居たからこそ不自由なく働くことができます。その感謝を例文のように素直に言葉で伝えてみてはいかがでしょうか。こういった素直な言葉は案外普段言いにくいものですよね。

退職の菓子折りと共に、先輩として感謝を込めてメッセージを贈りましょう。

退職の菓子折りと共に贈るメッセージ|まとめ

菓子折りと共に贈るメッセージは贈る相手との関係性によって異なります。結論としては、感謝と気遣いの言葉が込められているか否か。本記事でご紹介した例文を参考に自分の言葉でアレンジしてみてください。

また、個人宛や複数名宛によってもニュアンスも変わってきますが、最初にご紹介したポイントを押さえれば書きやすくなりますよ。

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