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つるんとさわやか"フルーツ寒天"

  • 2022.3.17

寒天に包まれたフルーツ類。噛んだとたんにそのジューシーな甘味がはじけます。さわやかなおやつをぜひお楽しみください!料理研究家の植松良枝さんに、春に美味しい果物で、簡単寒天スイーツを習いました。

つるんとさわやか"フルーツ寒天"

■“フルーツ寒天”のつくり方

どこか懐かしい巾着形はラップと輪ゴムで楽しくつくれます。キウイやパイナップル、メロンなど、ゼラチンが固まらないフルーツもどんとこい!
好みの組み合わせでつくってください。


◇材料 (12人分)

★ 寒天液:
・ 棒寒天:1本(8g)
・ 水:500ml
・ グラニュー糖:60g
・ レモン汁:大さじ1と1/2
★ フルーツ:
・ いちご:6~7粒
・ みかん:2/3カップ(缶詰)
・ キウイフルーツ:1個


(1)寒天液をつくる
フルーツはすべて1cm角に切る。寒天をもどして水気を絞り、細かくほぐして鍋に入れ、水を加えて火にかけ、煮立ってきたら弱火にして寒天が完全に溶けるまで10分ほど煮る。グラニュー糖とレモン汁を加えて溶かして寒天液をつくり、ボウルに移して粗熱を取る。

寒天液をつくる
寒天液をつくる

(2)カップに注ぐ
小さなカップにラップを正方形に切ってのせてくぼませ、寒天液をスプーンなどで適量入れ、フルーツの1/12量をバランスよく入れ、寒天液を適量注ぐ。

カップに注ぐ
カップに注ぐ

(3)ラップに包む
ラップを持ち上げて空気を抜きながら口をひねってぎゅっと閉じる。

ラップに包む
ラップに包む

(4)固める
輪ゴムで縛って巾着形にする。ころんと立つくらい、口をしっかり絞って形づくるのがポイント。これを12個つくる。寒天は常温で固まってくるので手早くつくること。小さなカップは、1~2個を使い回しながら効率よく作業するのがポイント。

固める
固める
完成
完成

――教える人

「植松良枝 料理研究家」

料理研究家。人気の料理教室「日々の飯事」主宰。野菜の力を最大限に生かしてつくる料理は滋味あふれる味わい。土に接して野菜の生命を育むことに喜びを感じるというだけあり、野菜のおいしさを引き出すことにも余念がない。季節の楽しみは食べることはもちろん、日々の生活のなかでもフルに生かされている。寄せ植えやリース、椅子の置き場所ひとつにも、季節の喜びを演出して心地のよい空間をつくり出す。最新刊は『一度は使ってみたい野菜で、何度でもつくりたいレシピ』(弊社刊)が発売。


構成:中村裕子 写真:野口健志

この記事は四季dancyu「春のキッチン」に掲載したものです。

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