「60代ファッションモデル」が花盛りになったワケ　「週刊朝日」が取材

ファッションモデルといえば、若くてスタイルのいい人の職業というイメージがあるかもしれない。しかし最近は、60代のモデルが活躍する場面が広がっている。バブル時代に青春を謳歌した今の60代には、オシャレや美容に興味を持つ人の割合が高く、この層をメインターゲットにしたファッション雑誌や新ブランドも立ち上げられており、その中で60代モデルは引く手あまたの状態にあるという。

等身大の60代モデルの存在が大切

3月25日発売の「週刊朝日」増大号は、この60代モデルの現在に迫っている。

60代の女性をターゲットにする月刊ファッション雑誌「素敵なあの人」（2019年9月創刊）は、女性ファッション誌が次々と休刊する中、最も元気のある雑誌の一つ。60代をターゲットにした雑誌はそれまでになく、「ここに市場があるのではないか」とムック本や季刊のテスト号を経て創刊された。

編集長の神下敬子さんは、60代モデルの活躍についてこうコメントしている。

今の60代女性は昔よりずっと元気で（中略）年相応のオシャレな"大人服"を着たいという思いがある。でも、そういう服を着て広告や雑誌に載るのは若いモデルばかり。（中略）だからこそ、『素敵なあの人』では（中略）読者と等身大の60代モデルの存在が大切なんです。

ほか、誌面では60代の人気ファッションモデル・岩井ヨシエさん、毛利理美さん、幸田京子さんのコメントも掲載されている。

東大・京大合格者ランキング 超速報も

また、今週号の「週刊朝日」には東大・京大など主要国公立大学前期日程の高校別合格者数ランキングの速報も掲載。今年のトップ3は開成、灘、聖光学院だった。ほか特集ページでは、日本からも実行できる寄付などのウクライナ支援の方法、今夏の参院選のカギを握る連合・芳野友子会長へのインタビューなど、いま気になる情報が紹介されている。