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“銀行マン”だった東京五輪の韓国代表監督、Kリーグアンバサダーに就任「発展と興行に貢献したい」

  • 2022.3.16

東京五輪でU-24韓国代表を率いたキム・ハクボム監督が、Kリーグのアンバサダーを務めることになった。

韓国プロサッカー連盟は3月14日午前、サッカー会館で委嘱式を行い、キム・ハクボム監督を「Kリーグ・アンバサダー」に委嘱した。

キム・ハクボム監督は選手時代、1984年に国民銀行サッカー団(1997年に消滅)所属でプロサッカースーパーリーグ(現在のKリーグ1の前身)13試合1ゴールを記録した。

以降、所属リーグを全国実業サッカー連盟戦(ナショナル・リーグへの再編を経て現在はセミプロのK3リーグに統合)に変えた国民銀行で1992年まで選手として活動。引退後、しばらくは銀行員として勤務していたが、1993年の国民銀行コーチ就任を通じてサッカー界に復帰し、指導者生活を歩み始めた。

その後、1996年のアトランタ五輪代表コーチを経て、1998年に城南(ソンナム)FCの前身である天安一和(チョナン・イルファ)のコーチに就任。城南一和(ソンナム・イルファ)に名称が変わった2000年からは首席コーチを務め、2005年から城南一和で監督生活を始めた。

Kリーグでは江原(カンウォン)FC、光州(クァンジュ)FCなどの監督も歴任し、2006年には城南一和の監督としてリーグ優勝、2014年には城南FCの監督としてFAカップ優勝を経験した。

その後は2018年にU-23韓国代表監督に就任。同年のジャカルタ・アジア大会優勝、2020年のU-23アジア選手権優勝といった結果を挙げ、2021年の東京五輪ではU-24韓国代表をベスト8に導く成果を残した。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)クォン・オガプ総裁(左)とキム・ハクボム監督

Kリーグ・アンバサダーとなったキム・ハクボム前監督は、Kリーグを代表する顔として、今後連盟が主催する各種の公式イベントに参加し、個人活動を通じてKリーグを知らせる役割を果たす予定だ。

今回の委嘱式では、韓国プロサッカー連盟のクォン・オガプ総裁が出席し、キム・ハクボム前監督に委嘱状を手渡した。

キム・ハクボム監督は、「これまでKリーグを通じて愛されてきただけに、これからはKリーグ・アンバサダー活動を通じてリーグの発展と興行に貢献したい」と感想を述べた。

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